「PS保険って人気らしいけど、本当に良い保険なの?」
「安いペット保険は落とし穴がありそうでなんとなく不安…」
「加入後に後悔しないようにメリット・デメリットを知っておきたい」
こんな風に思っていませんか?
PS保険はさまざまなランキングサイトで上位にランクインしているペット保険なので、加入を検討している方も多いでしょう。
この記事では、少額短期保険募集人資格を持つ私がPS保険の口コミ評判や特徴について徹底解説。
メリット・デメリットや加入前に知っておきたいよくある疑問についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
保有資格:小動物看護士/ペット販売士/トリマーB級/ハンドラーC級/訓練士補/二級愛玩動物飼育管理士/動物取扱責任者/犬の管理栄養士/ペットフードアドバイザー1級/少額短期保険募集人
第一種動物取扱業:第225818003号 保管 動物取扱責任者:山本星海
JKC公認トリマー養成機関卒業。Dog salon Star seaを2018年に開業、犬のトリミングやドッグフードの販売を行う。トリマー歴10年目。愛犬:トイプードル2匹
PS保険の基本情報
100%補償プラン | 70%補償プラン | 50%補償プラン | |
保険料 ※月払いの場合 | 0~2歳2,640円 3~5歳3,020円 6~8歳4,040円 | 0~2歳2,120円 3~5歳2,390円 6~8歳3,020円 | 0~2歳1,430円 3~5歳1,730円 6~8歳2,470円 |
通院限度額/日 年間最大支払い日数 | 10,000円 20日 | 10,000円 20日 | 10,000円 20日 |
入院限度額/日 年間最大支払い日数 | 20,000円まで 30日 | 20,000円まで 30日 | 20,000円まで 30日 |
手術限度額/回 年間最大支払い日数 | 10万円/回 2回 | 10万円/回 2回 | 10万円/回 2回 |
補償限度額 | 110万円/年 | 110万円/年 | 110万円/年 |
新規加入年齢 | 8歳11か月まで | 8歳11か月まで | 8歳11か月まで |
契約の継続 | 終身 | 終身 | 終身 |
免責金額 | なし | なし | なし |
窓口清算 | 不可 | 不可 | 不可 |
PS保険は、ペットメディカルサポート株式会社が販売するペット保険です。
補償内容は通院・入院・手術とオールカバー型で、全国すべての動物病院に対応しているのが特徴。
多くのペット保険比較サイトで上位にランクインしており、手頃な保険料と幅広い補償範囲が高く評価されています。
PS保険の口コミ・評判
ペット保険の満足度を知るには、加入者の声を調べるのが一番。
2021年オリコン顧客満足度ランキング総合1位でもあるPS保険ですが、実際に加入した人の評判はどうなのでしょうか?
ここではPS保険に加入している飼い主さんの正直な感想・評価をいくつか紹介します。
良い口コミ
まずは、PS保険の良い口コミを紹介します。
- 保険料が安い
- 幅広い補償範囲で安心感がある
- 保険料の値上がり幅が小さい
- 保険金請求が比較的簡単
- 24時間相談できる獣医師ダイヤルが便利
PS保険の良い口コミでは、保険料の安さや補償範囲の広さに対する声が多くありました。
他社に比べて保険料の値上がり幅が小さく、ペットが高齢になっても続けやすい価格設定に魅力を感じている方が多いようです。
また、加入者限定の特典である、24時間無料で獣医師に電話相談できるダイヤルがあるのもありがたいとの口コミあり。
他のペット保険でも専門家への相談サービスを用意しているところはありますが、対応するのは必ずしも獣医師ではなかったり、平日限定だったりと微妙なので、この点も嬉しいですね。
悪い口コミ
続いて、PS保険の悪い口コミを見てみましょう。
- 保険金請求が書類手続きで面倒
- 継続的な治療が必要な病気の補償は心もとない
- 保険金が振り込まれるまで時間がかかる
- オペレーターの対応が悪いことがある
PS保険の悪い口コミとしては、「後日請求型なので書類手続きが面倒」「保険金がなかなか振り込まれない」「慢性疾患など継続的な治療が必要な病気に弱い」などがありました。
最近はネットやラインなどで保険金請求を完結できるペット保険もあるなか、PS保険では書類の郵送でしか保険金請求ができません。
郵送の場合、書類が保険会社に到着してから審査・手続き開始となるので、実際に保険金を受け取れるまでの時間がより長く感じられることもあるでしょう。
また、PS保険は「電話対応が丁寧で親切だった」という声がある一方で、「オペレーターの対応が悪かった」という声も。
感じ方は人それぞれですが、相性が良くない人に当たる可能性も少なからずありそうです。
慢性疾患など継続的な治療が必要な病気に弱い点については、PS保険のデメリットで詳しく解説しています。
PS保険のメリット
PS保険の主なメリットは、大きく7つあります。
- 手頃な保険料なのに年間補償限度額が充実
- 保険料が上がるのは基本的に3歳ごとに1度
- 100%補償プランも選べる
- 免責金額・待機期間がない
- かかりがちな傷病もしっかりカバー
- 他社にはない特約がある
- 24時間365日利用できる獣医師相談サービスがある
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
手頃な保険料なのに年間補償限度額が充実
PS保険最大のメリットは、保険料が手頃で継続しやすいことです。
インターネット販売に特化することで店舗費用や人件費を削減でき、そのぶんリーズナブルな保険料を実現できているのでしょう。
年間の補償限度額は最大110万円なので、高額な治療費が必要になった場合もきちんと補償が受けられます。
特に入院補償は1日あたりの支払限度額が2万円まで、年間では最大60万円までと充実していて、長期入院や入院費が高くなった場合も安心です。
保険料が上がるのは3歳ごとに1度だけ(例外あり)
多くのペット保険が1年ごとに保険料を値上げするのに対し、PS保険の保険料は3歳ごとに上がります。
保険料が上がるタイミングはペットが3歳、6歳、9歳、12歳のときで、12歳以降変動はありません。
また、通院や手術などで複数回保険金を請求しても保険料が増減することはなく、終身まで継続できます。
ペットセレモニー特約(火葬費用等担保特約)をつけた場合は、12歳以降も3歳ごとに18歳まで保険料は上がります。
100%補償プランも選べる
PS保険の補償プランは、50%・70%・100%の3種類から選べます。
ペット保険の多くは50%か70%の2種類しかないので、100%補償が選べるのはPS保険ならでは。
そのぶん保険料は高くなりますが、かかった治療費が1日の補償限度額内であった場合は自己負担額がゼロになるというのは、大きなメリットといえるでしょう。
もともとPS保険の保険料はお手頃価格なので、「保険料は多少上がってもいいので治療費の自己負担をできるだけ減らしたい」「ちょっとした体調不良やケガでも気軽に動物病院を受診したい」という方には特におすすめです。
免責金額・待機期間がない
免責金額の設定がないのも、PS保険の大きなメリットです。
免責金額とは、ペットの治療費が発生した際に必ず飼い主が支払わなければいけない金額のこと。
例えば免責金額が5,000円の場合、5,000円分の治療費は飼い主の自己負担となります。
つまり、治療費の総額が免責金額以下だった場合は保険自体使えないため、免責金額がついている保険は少額の治療費に備えたい人には不向きといえます。
PS保険ではこの免責金額が設定されていないので、1回の治療費が少ない場合でも保険金を請求することができます。
また、PS保険には保険契約から一定期間治療費が補償されない期間である「待機期間」もありません。
そのため、補償開始日からすぐにペット保険を使うことができ、他保険からの乗り換え時も一時的に無保険状態になる心配がないといえるでしょう。
待機期間中に発生した傷病の継続治療は補償開始後も保険金の支払い対象外なので、待機期間がない点は大きな魅力です。
かかりがちな傷病もしっかりカバー
PS保険は、椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼(パテラ)、ガン、歯科治療、誤飲などペット保険の補償対象外になりやすい傷病もしっかりカバーしてくれます。
特に椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼は治療費が高額になりやすく、できればペット保険で補償してほしい病気なので、補償範囲が広いペット保険は加入するメリットが大きいですね。
歯周病や歯槽膿漏などの歯科治療も補償してくれるので、治療の一環として歯石取りや抜歯が必要になったときも安心です。
他社にはない特約がある
PS保険にはペットセレモニー特約やQOL維持費用担保特約など、他のペット保険にはない特約があります。
ペットセレモニー特約とは、ペットが最期に迎えた際に火葬や葬儀費用を3万円まで補償してくれる特約です。
棺代やメモリアルグッズなどの作成費用まで幅広く補償してくれるので、気になる方は申し込み時に「特約あり」で申請しましょう。
QOL維持費用担保特約は事故で歩行が困難になった際に、車イスの装備・装具の費用を10万円まで補償してくれるものです。
あくまで病気が原因の歩行困難ではなくケガが原因の場合のみ適用されるものですが、補償プランに自動で付帯されるのでお得感がありますね。
24時間365日利用できる獣医師相談サービスがある
PS保険には、24時間365日無料で獣医時に電話相談できる「獣医師ダイヤル」があります。
ペットの体調不良はいつ起こるか分からないぶん、動物病院が開いていない休日や夜間に相談できるのはとても心強いもの。
PS保険の獣医師ダイヤルでは病気やケガの相談をはじめ、日常のちょっとした異変やしつけ、問題行動などの相談もできるので、ペットを飼うのが初めての方にもおすすめです。
PS保険のデメリット
一方で、PS保険には以下のようなデメリットもあります。
- 窓口清算はできない
- 通院補償は年間20回まで
- 保険金の支払いまで時間がかかる
- 手術1回あたりの上限が10万円と少なめ
- 同じ病気の継続治療は生涯20回までしか補償されない
- 継続治療における手術は年2回しても1回目しか補償されない
それぞれ詳しく説明します。
窓口清算はできない
PS保険は後日請求型のペット保険なので、治療費が発生した場合は一旦飼い主さんが動物病院に全額を支払い、後日保険会社に保険金請求をしなければいけません。
保険金請求をするには動物病院の領収書や保険金請求用紙を郵送する必要があるため、窓口清算できるペット保険に比べるとわずらわしさがあります。
そのぶん保険料は割安ですが、保険金請求に手間がかかるのはデメリットですね。
通院補償は年間20回まで
PS保険の補償プランは3種類ありますが、いずれも通院補償は年間20回までと決まっています。
最近は補償回数無制限のペット保険も増えているので、回数制限があるのは少し心もとなく感じる方も少なくないでしょう。
補償回数を超えたぶんの治療費は飼い主の自己負担になることを考えると、保険金請求は通院回数が溜まった段階で治療費が高いものを優先的に選んで行うのが賢いですが、選別する手間がかかるのは面倒ですね。
保険金の支払いまで時間がかかる
PS保険の口コミには「保険金がなかなか振り込まれない」という声がいくつかありました。
公式サイトを見ると、PS保険の保険金支払い日は「請求書類一式が保険会社に到着してから20日以内」とありますが、書類に不備があったり、動物病院や専門機関への確認に時間がかかったりした場合は45日以内になるとのこと。
2021年の実績は平均11.37日と比較的スムーズですが、場合によっては保険金の支払いまで時間がかかる可能性があります。
手術1回あたりの上限が10万円と少なめ
PS保険の手術補償は年2回まで、1回あたりの補償限度額は10万円と少なめです。
ペットの手術は高額な費用がかかることも珍しくないので、傷病によっては10万円だとカバーしきれないケースも出てくるでしょう。
保険料が手頃なのでこれ以上の補償は難しいのかもしれませんが、もう少しだけ高いと助かります。
同じ病気の継続治療は生涯20回までしか補償されない
PS保険では、「同じ病気やケガの継続治療または関連性のある治療については生涯20回までしか補償されない」というルールがあります。
保険期間が更新されたとしても、1度発症した病気やケガは完治しない限り補償回数がリセットされないので、注意が必要です。
病気やケガが完治し、その後新しく発症した場合はまた1回からカウントされますが、ペットが腎臓病や心臓病やアトピー性皮膚炎など、完治が難しい疾患になってしまう可能性も十分考えられます。
慢性疾患の補償が弱いという点は、PS保険の大きなデメリットといえるでしょう。
継続治療における手術は年2回しても1回目しか補償されない
年間2回まで対象になる手術補償ですが、1回目の手術と2回目の手術の理由が同じ病気やケガの場合は補償されません。
1回目の手術:骨折時にインプラント(プレート、ピン)を埋め込む手術
2回目の手術:インプラントを抜く再手術
1回目の手術:悪性腫瘍が右足と左足に同時期にできたため、先に右足を切除
2回目の手術:予定通り3か月後に左足を切除
たいして、2回目の手術として対象になる場合は以下のようなケースです。
1回目の手術:骨折をしたため手術
2回目の手術:その後、同じ保険期間に異物を誤飲し開腹手術
1回目の手術:歯周病治療のため、歯石除去手術を行い、一旦完治
2回目の手術:その後、同じ保険期間に歯周病になったため、再度歯石除去
保険期間内に同じ傷病で手術を受けるケースは多くありません。
しかし、骨折の場合は2回手術を行うことも珍しくないので、これは気になるポイントです。
PS保険はこんな方におすすめ
手頃な保険料で幅広い病気・ケガを補償してくれるPS保険。
ブランドのイメージ調査でも長年1位を獲得しているだけあって、色々と使い勝手が良いのが魅力です。
慢性疾患や継続治療に弱いのは残念ですが、「なるべく保険料を抑えたい」「少額の治療費もしっかり補償してほしい」という方には最適なペット保険といえるでしょう。
- 幅広い補償が欲しい人
- 保険料をなるべく抑えたい人
- 少額の治療費も補償してほしい人
- いつでも獣医師へ気軽に相談したい人
- 免責金額・待機期間がない保険に入りたい人
待機期間がないペット保険は少ないので、「保険がつかえない期間があるのは不安」「ややこしい仕組みのペット保険は面倒」という場合もPS保険がおすすめ。
補償と保険料のバランスがいいぶん、トータル的に満足している飼い主さんが多いでしょう。
保険金請求が郵送のみというのは少し面倒ですが、診断書不要・請求書と領収書の原本提出で問題なく手続きできることを考えれば、比較的使い勝手が良いペット保険です。
24時間無料の獣医師ダイヤルはPS保険の大きなメリットなので、いつでも専門家に相談したいという人にもおすすめです。
PS保険のよくある質問
最後に、PS保険についてよくある質問をまとめました。
PS保険の公式サイトはシンプルで見やすい反面、細かい説明は分かりづらいところに記載されていたりするので、知りたいことがすぐに確認できないかもしれません。
後で後悔することがないよう、疑問点は申し込み前に解消しておきましょう。
- 加入できる条件は?審査に落ちたりするの?
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PS保険に加入できるのは、補償開始日時点で生後30日以上、8歳11か月までの犬猫です。
事業を目的に飼育・販売される犬猫は対象外で、家庭で飼養するペットのみ補償の対象になります。
保護犬などペットの正確な年齢が分からない場合は、動物病院にて年齢を推定してもらうことで加入申し込みが可能。
診断書などは不要で、生年月日の欄に「推定」と記載すればOKです。
なお、申し込みをしたからといって必ずPS保険に加入ができるというわけではありません。
PS保険をはじめ、ペット保険に加入する際は健康状態の告知や保険会社による審査が必要です。
ペットが過去かかったことのある病気や持病などによっては審査に落ちたりすることもありますが、契約の停止や保険金の追加請求といった加入後のトラブルを避けるためにも、告知は正直に行いましょう。
- 補償対象外なのはどんなもの?薬代は補償される?
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PS保険で補償されない主な項目は以下の通りです。
- 保険期間開始日より前に発症した傷病
- ワクチンなどの予防措置により予防できる病気
- 契約者・被保険者の故意、重大な過失によるもの
- ケガ・病気にあたらないもの(妊娠出産、去勢・避妊、爪切り、肛門腺絞りなど)
- 地震もしくは噴火またはこれらによる津波など自然災害によるもの
- 遺伝性疾患および保険責任開始前に発見済みの先天性異常
- 予防に関する費用(ワクチン接種費用、疾病予防のための検査・投薬など)
- 診療にあたらないもの(療法食、サプリ、シャンプー代を含む入浴費用など)
- その他(時間外診療費、診断書作成費用、医薬品配送料、カウンセリング代など)
※シャンプー・イヤークリーナーは医薬品登録されていれば補償対象
PS保険では薬事法上、医薬品として登録されている薬は基本的に保険の対象になります。
ただし、以下に該当するものは補償されないので注意が必要です。
- 医薬品登録のない製品・漢方薬
- サプリメント・ビタミン剤などの健康補助食品
- 獣医師から処方された処方食、療法食
- 更新のタイミングで継続拒否されることはある?
-
PS保険では、病気を理由に契約継続を拒否されることはありません。
ペット保険のなかには「慢性疾患の診断を受けたら次年度の更新は不可」などと定めているところもあります。
慢性疾患は長期的な治療が必要になるケースも多く、治療費がかさみがちなので、更新自体を認めない会社もあるのですね。
その点、PS保険はペットが病気になった際に継続を拒否することはないと公式サイトにも明記されているので、病気になりがちな高齢期も安心です。
- 保険金はいつまでに請求すればいい?
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ペット保険の保険金請求期限は、治療日の翌日から3年以内です。
3年を過ぎると保険金の請求ができなくなるので、手続きは忘れないようにしましょう。
なお、PS保険のように年間の補償限度日数が決まっているペット保険の場合、高額な治療費がかかったものから優先的に請求するのがおすすめです。
特に治療が長期にわたるときはある程度領収書を溜めてから請求すると、補償日数を有効に活用できます。
- 申し込みの方法は?
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PS保険の申し込みは、パソコンやスマホを使ったネット申し込みか郵送での申し込みの2種類があります。
保険料を口座振替で支払う場合は郵送申し込みが必要なので、資料請求で申込書を入手しましょう。
申し込み時は、動物病院の健康診断書や血統書などいっさい不要です。
なお、申し込みから補償が開始されるのは、ネット申し込みが「申し込み手続きをした日の翌々月の1日から」、郵送申し込みで「保険会社に申込書が到着した日の翌々月の1日から」です。
1日に申込書が到着した場合はその翌月の1日から補償が開始されるので、申し込みはなるべく早く行いましょう。
- セレモニー特約は途中で外せる?
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ペットが9歳以上になった継続時のみ、セレモニー特約を外すことができます。
PS保険では保険期間満了日の約3ヶ月前に継続通知書が届くので、「補償プラン引き下げ」の欄にチェックを入れ、「セレモニー特約(火葬費用等担保特約)の解約」欄にチェックをして提出すればOKです。
ただし、特約は一度取り外すと再度付帯ができなくなるので、よく検討したうえで決めましょう。
- 夜間や休日などの時間外診療費は補償される?
-
残念ながら、PS保険では夜間や休日などの時間外診療費は補償されません。
時間外診療費の値段は動物病院によって異なりますが、2,000円~1万円程度かかるのが一般的。
ペットの体調不良はいつ起こるか分からないのでできればペット保険で補償してもらいたいですが、PS保険のように安価な保険では難しいのが現状です。
- 保険期間の途中で解約する方法は?
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PS保険を解約する場合は、契約内容変更依頼書による書類手続きが必要です。
必要書類はPS保険の公式サイトでダウンロードできるほか、契約内容変更手続きページより取り寄せることもできます。
書類が届いたら必要事項を記入のうえ、保険会社に郵送すれば到着日の月末付けで解約されますよ。
また、保険料を年払いで支払っている場合は保険会社が定める割合で未経過分の保険料が返金されます。
- PS保険の問い合わせ先は?
-
PS保険には、未契約者と契約者それぞれの問い合わせ先があります。
新規お客さまご相談窓口・資料請求受付
0120-535-797
受付時間:平日8:00~19:30、土曜日9:00~18:00(祝日・年末年始を除く)
お客様サービスセンター(契約者向け)
0120-335-573
受付時間:平日9:30~17:30(祝日・年末年始を除く)
加入者向けのお客様サービスセンターでは、保険金の請求や契約内容の変更などを依頼できます。
申し込み前に確認したいことがあったり、資料請求を希望する場合は、新規お客さまご相談窓口に連絡しましょう。
月曜日や祝日の翌日は電話がつながりにくいようなので、時間に余裕を持って架けることをおすすめします。
まとめ
最後にPS保険の特徴をまとめます。
- 保険料と補償のバランスが良い
- 補償割合は50%・70%・100%
- 免責金額・待機期間はなし
- 保険料の値上がりは3歳ごと
- 新規加入年齢は8歳11か月まで
- 24時間相談できる獣医師ダイヤルあり
- 窓口清算不可、保険金請求は書類手続き
- 同じ病気の継続治療は生涯20回まで
- ペットセレモニー特約やQOL維持費用担保特約あり
PS保険は加入者が多く、ペット保険のなかでも人気がある保険です。
とはいえ、ペット保険に期待することは人によって違うので、外せないポイントがある場合は必ず事前にチェックを。
今回紹介した口コミ評判も参考に、ぜひご自身に合ったペット保険を探してみてくださいね。
膿皮症を発症し、継続的に治療を行った(合計22回)→補償されるのは20回分のみで、契約を更新してもリセット不可→完治するまで、膿皮症の補償は受けられない(全額自己負担)