ハッピードッグの口コミや評判はどう？原材料や安全性をペットフードアドバイザーがチェック！

「ハッピードッグ」は犬に関する制度や法律が存在し、権利も保護されているペット先進国の中でも高い水準を誇るドイツで製造・販売されている商品です。

ドイツのドッグフードは品質や安全性が高いと言われていますが、日本ではまだドイツ製のドッグフードがそこまで多くありません。

そこで今回は「ハッピードッグ ミニアダルト」の原材料や成分、安全性と利用している飼い主さんからの口コミを参考にして、品質の高さをチェックしていきたいと思います。

項目	詳細
商品ランク	Aランク
安全性	(5 / 5.0)
原材料	(4 / 5.0)
口コミ	(3 / 5.0)
価格	(3 / 5.0)
目的	主食として使用できる
価格	【単品購入】 80g：330円 300g：1,375円 800g：2,420円 4kg：9,350円 【定期購入】 800g：2,420円 4kg：9,350円
内容量	80g／300g／800g／4kg
タイプ	ドライフード
対応年齢・犬種	成犬・小型犬用
販売会社	ワールドプレミアム株式会社
原産国	ドイツ
公式サイト	https://happydogjapan.com/

ハッピードッグの口コミ・評判について

ハッピードッグの良い口コミと悪い口コミをそれぞれみていきましょう。

ハッピードッグの良い口コミ

この商品を選んだ理由は、ドイツ製は安心と言われているからです。食いつきもよく毎日のウンチの状態も良いので、いい製品だと思います。

Amazon

トイプーとシュナウザーの2匹で1カ月4キロでちょうど良く、残さず食べてくれます。病院の血液検査では、全ての数値がよかったので、必要な栄養がきちんと取れてると実感しました！

楽天市場

ハッピードッグのシリーズを月替わりであれこれ買ってます。 どれを買っても愛犬が喜んで食べてます。

楽天市場

ハッピードッグの悪い口コミ

ハッピードッグのピエモンテも1kg入りを試し、初めは良く食べました。具合が悪くて吐いた事があって以来それも食べなくなりました。

X(旧Twitter)

いつも買ってやつがリニューアルされて、まぁ大丈夫かな？と思ってたら下痢しちゃった

X(旧Twitter)

ハッピードッグの口コミ・評判まとめ

ハッピードッグ ミニアダルトのみの口コミだと件数が少なかったため、同シリーズの他の種類に対する口コミも引用しています。

口コミでの評判は良いものが多く、評価の低いものはあまり見かけませんでした。

「どのシリーズを与えてみても美味しそうに食べてくれる」「便の状態が良い」といった声がある他、動物病院での検査で良い数値が出たと喜んでいる飼い主さんもいます。

「ハッピードッグに切り替えてから調子が良くなった」という犬もいるようですので、口コミを見る限りでは犬の健康や体調に対して期待感が持てそうです。

ただ、犬の体質によっては下痢になってしまうこともあるため、お腹の弱い犬に与える際は80gの小さいサイズをお試しとしてあげてみると良いでしょう。

ハッピードッグを購入して徹底調査！

実際にハッピードッグのミニアダルトを購入したので、パッケージや中身をレビューしていきましょう。

ハッピードッグのパッケージ

ハッピードッグのミニアダルトは緑色をメインとしたパッケージとなっており、表も裏面も全て英語で記載されており、私が見ても簡単な英単語しかわかりません。

裏面の左上をみると、日本語でミニアダルトの詳細が記載されているシールが貼ってあったため安心しました。

ハッピードッグの中身

パッケージを開封するとドッグフード特有の強めの香りが漂います。

袋口には保存用のジッパーがついており袋のまま保存が可能です。内側はアルミになっているため酸素を通しにくく、遮光性もバッチリですね。

ハッピードッグの粒の大きさ

粒の大きさを測定したところ9.2mm。

さらに専門の機械で粒の硬さを測定した結果、一般的なドッグフードの平均的な硬さでした。

小型犬が食べるには問題大きさと硬さだと思います。

ハッピードッグのメリット・デメリット

ハッピードッグにはたくさんのシリーズと種類があり、用途別に子犬からシニア犬まで対応したフードが用意されているので、愛犬の体質や好み、そして目的に合わせて選ぶことができます。

各シリーズと種類については記事内で詳しく紹介していますので、どんな商品があるのか気になる飼い主さんは忘れずにチェックしてください。

また、ミニXSを除いた各シリーズにはそれぞれ80gの小容量タイプが販売されているため、初めて買う飼い主さんはもちろんのこと、いろんな商品を試してみたい飼い主さんにもおすすめです。

今回紹介しているミニアダルトは小型犬用ということもあり、フードの粒の形や大きさは小型犬が食べやすいように小粒サイズに調整されています。

栄養についても過剰摂取とならないように、1日2～3時間の運動量を目安にして作られているので、太らないようにしたいと思っている飼い主さんにもぴったりです。

ただ、ミニアダルトにはとうもろこしが含まれているため、穀物アレルギーがある犬はとうもろこしが含まれていない商品を選ぶようにしましょう。

ハッピードッグの原材料・成分・安全性を徹底分析！

ここでは、ハッピードッグのミニアダルトの原材料、成分、安全性についてペットフードアドバイザーの資格を持つ私がチェックしていきます。

ハッピードッグの原材料について

原材料名

チキンプロテイン*(16%)、ラムプロテイン*(4%)、コーン粉、コーン、油脂類、大麦、グリーブス(脱脂ハラミ肉)、フィッシュミール、サーモンミール、米、加水分解プロテイン、ビートファイバー*、アップルポマス*、塩化カリウム、サッカロマイセス・セレビシエ*、塩化ナトリウム、海藻*、亜麻仁(0.16%)、ミックスハーブ(ミルクシスル、アーティチョーク、タンポポ、ショウガ、カンバ葉、ネトル、カモミール、コリアンダー、ローズマリー、セージ、リコリス根、タイム：0.15%)、乾燥全卵(0.1%)、イースト抽出物*、緑イ貝*(0.02%)、ユッカシジゲラ*、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、Dパントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB12、ビタミンC、コリン、葉酸)、ミネラル類（鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム）、天然由来トコフェロール（酸化防止剤として）(*乾燥)

ハッピードッグは、ペットフードの製造についてのルールを定めている「FEDIAF（欧州ペットフード工業連合会）」の基準を満たした商品なので、主食として使用しても問題ないフードです。

ミニアダルトに使われているチキンプロテインとフィッシュミール、サーモンミールは以下のものが使われています。

肉類や魚に関してはEU圏内のもの、その他の食材も全て地元であるドイツ・バイエルン州を中心とした契約農家のものだけを使用して作られています。

また、チキンプロテインは「乾燥させた生肉を粉状にしたもの」で、製造の際は肉を種類別に分けて作られているため、他の肉が混ざってしまうということはありません。

この他、グリーブスというあまり聞いたことのないものがありますが、これはハラミ肉に含まれる脂肪分を取り除いて乾燥させたものが使われています。

ハラミ肉を含む内臓肉はビタミンAや亜鉛・カルシウム・リンなどの栄養を豊富に含む良質な食材で、フードに使われているハラミ肉は品質管理が徹底されているのでそこまで心配する必要はないでしょう。

原材料には避けた方がいいものは使われていませんが、とうもろこしが含まれているためとうもろこしに対してアレルギーがある犬には与えないようにしてください。

これらの情報は全てハッピードッグの公式サイトにある「よくあるご質問」で回答されていますし、穀物アレルギーにおすすめのフードも紹介しているので、自分の目で確かめたい飼い主さんはチェックしてみることをおすすめします。

ハッピードッグの成分について

粗たんぱく質	26.0 %以上
粗脂肪	14.0 %以上
粗繊維	2.0 %以下
粗灰分	7.0 %以下
水分	9 %以下
オメガ6	3.5 %
オメガ3	0.4 %
カルシウム	1.5 %
リン	0.95 %
カロリー	378kcal/100g

ハッピードッグのミニアダルトは小型犬に適した栄養バランスに設計されています。タンパク質と脂質の過剰摂取が愛犬の体へ負担になることに注目してたんぱく質や脂質が調整されています。

カロリーは偏食な小型犬に合わせてやや高めになっていますが、食欲が旺盛な子や太りやすい犬には肥満の原因になってしまう可能性もあるため控えたほうがいいでしょう。

また、ビタミン、ミネラルの詳しい含有量を公式サイトで公開しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

ハッピードッグの安全性について

ドイツでは、ドッグフードの食材は全てヒューマングレードという人間の食品基準と同じレベルのものだけを使い、合成添加物は使用しないといったルールがあります。

そのため、当然ハッピードッグにも副産物ミールや粗悪な食材、その他健康に悪影響を及ぼすようなものは使われていないので、安心して愛犬に与えることができるでしょう。

副産物ミールとは、筋肉を除いた全ての肉（内臓を含む）・骨・血液などを使った食材のことを指します。

原材料に関しての詳細は、原材料名の項目にも書きましたが「よくあるご質問」で回答されているため、きちんと把握しておきたい場合は確認してみてください。

また、フードは食品衛生の管理方法を定めているHACCP（ハサップ）の基準を取り入れた自社工場で製造されています。

使用される原材料や作られたフードは、定期的に自社の専属研究員や外部の食品分析センターの「IfU-LAT GmbH」が検査を行っているため、品質管理を徹底していることがよく分かるのではないでしょうか。

工場内部の詳細は確認できないものの、公式サイトのトップページには工場の様子を簡単に確認できる短時間の動画があるので、どんな所で作られているのか興味がある飼い主さんはチェックしてみてください。

ハッピードッグの最安値は？公式、Amazon、楽天の価格比較

	公式	Amazon	楽天市場
価格(税込)	【単品購入】 80g：330円 300g：1,375円 800g：2,420円 4kg：9,350円 【定期購入】 800g：2,420円 4kg：9,350円	4kg：9,350円	80g：330円 800g：2,420円 4kg：9,350円
送料(税込)	全国一律1,100円(沖縄県を除く) 1回の注文合計金額が5,500円以上で送料無料 沖縄県への送料は3,300円 1回の注文合計金額が16,500円以上で送料無料 ネコポス：全国一律385円	1,100円	店舗により異なる

商品価格はどこのサイトでも同じですが、取り扱われている内容量の種類と送料は異なるため、購入する際は内容量と送料を忘れずに確認するようにしてください。

少しでも出費を抑えて買い物をしたいのであれば、送料が無料～770円程で注文ができる楽天市場がおすすめです。

お店によっては商品の他におまけを付けてくれている所もあるので、興味があるのでしたらチェックしてみると良いでしょう。

ただし、Amazonも楽天市場も定期購入はできないため、一定間隔で商品をお届けしてほしい場合は公式サイトから直接定期購入することも検討してみてください。

ハッピードッグの種類とその特徴を紹介！

ハッピードッグには子犬～シニア犬、そして食事療法が必要な犬のためのドッグフードまで様々な商品を豊富に用意しています。

そこでここからは、シリーズ別に現在発売されている商品を紹介していくので、どんな種類があるのか知りたい飼い主さんはぜひチェックして今後のフード選びの参考にしてみてください。

ハッピードッグミニ フィット&バイタル

商品名	主原料	タンパク質	脂質	カロリー （100gあたり）
ミニパピー	チキンプロテイン	30.0 %以上	16.0 %以上	383.5kcal / 100g
ミニアダルト	チキンプロテイン	26.0 %以上	14.0 %以上	378.0kcal / 100g
ミニライト(カロリーコントロール)	チキンプロテイン	26.0 %以上	7.5 %以上	324.5kcal / 100g
ミニシニア	米	23.5 %以上	11.0 %以上	367.0kcal / 100g

子犬～シニア犬までライフステージ別に選べる小型犬用のドッグフードで、健康維持に必要な栄養をそれぞれの成長段階に合うように最適なバランスで配合されています。

粒は丸型で大きさは子犬用の場合だと直径約5.5～7.5mmの超小粒、成犬～シニア用は直径約6.5～9.5mmの小粒タイプとなっています。

基本的には年齢で分けられている商品ですが、ミニライトに関しては肥満が気になる犬や太りやすい犬向けのフードとなっているため、体重や体型が気になる場合に与えるようにしましょう。

ハッピードッグフィット&バイタル

商品名	主原料	タンパク質	脂質	カロリー （100gあたり）
ミディアム アダルト	チキンプロテイン	24.0 %	13.0 %	352.0kcal / 100g
マキシ アダルト	チキンプロテイン	23.0 %	13.0 %	352.0kcal / 100g
ライト カロリーコントロール	チキンプロテイン	25.5 %	7.0 %	309.8kcal / 100g
シニア	チキンプロテイン	21.0 %	10.0 %	340.5kcal / 100g

ミディアムは中型犬用で、マキシは大型犬用、それ以外は中～大型犬におすすめのドッグフードです。

粒の大きさは小型犬用よりも大きい直径約14～19mmの中・大粒サイズとなっているため、ほどよい食べ応えを感じることができるのではないでしょうか。

カロリーコントロールは体重11kg以上の中大型犬用と記載されていますが、犬種によって適切な体重には違いがありますので、購入を考えている場合はまず体重と体型のチェックをしてから判断してみてください。

ハッピードッグヤング

商品名	主原料	タンパク質	脂質	カロリー （100gあたり）
パピー サーモン & ポテト	チキン精肉	30.0 %	16.0 %	379.5kcal / 100g
ジュニア サーモン & ポテト	チキン精肉	26.0 %	13.0 %	364.5kcal / 100g
パピー ラム & ライス	ラムプロテイン	30.0 %	16.0 %	379.5kcal / 100g
ジュニア ラム & ライス	ラムプロテイン	26.0 %	13.0 %	364.5kcal / 100g

商品名に「パピー」と付いているものは、生後4週～6ヶ月の中型～大型の子犬用で「ジュニア」と記載されているものは、生後7か月以降の中型～大型の子犬用フードとなっています。

粒の形はハート型で子犬でも噛みやすように真ん中がドーナツのように空いているのが特徴です。

種類は消化吸収に良い最高品質のチキン精肉を使用した「サーモン&ポテト」と、高たんぱく低脂肪が特徴のラム肉を使用した「ラム&ライス」から好きな方を選べます。

食物に敏感な犬やお腹の弱い犬でも食べやすいレシピで、日々成長していく子犬の健康維持をサポートしてくれるでしょう。

ハッピードッグミニ XS

商品名	主原料	タンパク質	脂質	カロリー （100gあたり）
ミニ XS ジャパン (チキン、トラウト＆海藻)	チキン精肉	27.0 %	16.0 %	371.0kcal / 100g
ミニ XS バリ (チキン、ライス＆ターメリック)	チキン精肉	27.0 %	16.0 %	371.0kcal / 100g

小型犬よりもさらに小さい超小型犬におすすめなのが「ミニXS」です。

粒の大きさも小型犬用よりも小さい、直径約5～7mmの極小粒となっているため、小さい口でも無理なく食べることができます。

ただ、ミニXSには子犬用がなく、どちらも成犬～シニア犬に対応しているので、子犬用を探している場合は別のシリーズから選ぶようにしましょう。

また、食材の中には消化促進を期待できるターメリックが含まれているのですが、ターメリックは妊娠・授乳中の犬は避けた方がいいと言われているものなので、妊娠・授乳中の犬に与える場合は念のために動物病院に相談してみてください。

ハッピードッグミニ センシブル

商品名	主原料	タンパク質	脂質	カロリー （100gあたり）
ミニ センシブル パピー (ラム & ライス)	ラムプロテイン	30.0 %以上	16.0 %以上	380.0kcal / 100g
ミニ アイルランド (サーモン&ラビット)	オーツ麦	24.0 %以上	12.0 %以上	361.0kcal / 100g
ミニ ニュージーランド (ラム&ライス)	ラムプロテイン	24.0 %以上	12.0 %以上	364.5kcal / 100g
ミニ トスカーナ (鴨肉&サーモン)	ダックプロテイン	24.0 %以上	7.5 %以上	342.0kcal / 100g
ミニ アフリカ (ダチョウ&ポテト)	ポテト	24.0 %以上	12.0 %以上	359.0kcal / 100g
ミニ フランス (鴨肉&ポテト)	ポテト	24.0 %以上	12.0 %以上	363.0kcal / 100g
ミニ モンタナ (馬肉&ポテト)	ポテト	24.0 %以上	12.0 %以上	357.5kcal / 100g
ミニ インディア (ライス、えんどう豆&ターメリック)	米	26.0 %以上	12.0 %以上	346.0kcal / 100g

ミニセンシブルにはアレルギーケアを目的としたものの他にも、消化器や皮膚・被毛の健康維持、避妊去勢後の犬におすすめの商品がある小型犬用フードです。

愛犬の体質や悩みに合わせて選べるようになっているので、体のことで気になる点がある場合はミニセンシブルから選んでみると良いでしょう。

ただ、種類によってはコーンが含まれているものもあるため、商品を選ぶ際は原材料の確認を忘れないように注意してください。

また、以前は「ミニピエモンテ」という商品も取り扱われていましたが、現在は生産終了で販売されていないようです。

ハッピードッグセンシブル

商品名	主原料	タンパク質	脂質	カロリー （100gあたり）
アイルランド (サーモン & ラビット)	大麦	21.0 %	10.0 %	335.3kcal / 100g
ニュージーランド (ラム & ライス)	ラムプロテイン	21.0 %	12.0 %	341.8kcal / 100g
トスカーナ (ダック & サーモン)	ダックプロテイン	24.0 %	7.5 %	322.8kcal / 100g
カリビック (シーフィッシュ)	ポテトフレーク	23.0 %	12.0 %	343.5kcal / 100g
アフリカ (ダチョウ)	ポテトフレーク	20.0 %	10.0 %	331.8kcal / 100g
モンタナ (馬肉)	ポテト	21.0 %	10.0 %	326.5kcal / 100g
ピエモンテ (栗、ダック＆シーフィッシュ)	ダックプロテイン	23.5 %	14.0 %	353.5kcal / 100g
インディア (ライス、えんどう豆＆ターメリック)	米	24.0 %	10.0 %	338.0kcal / 100g

アレルギーのある中型～大型犬には「センシブルシリーズ」がおすすめです。

種類は小型犬用と大体同じですが、中大型犬用には「カリビック」「ピエモンテ」がある代わりに、小型犬用で販売されている「フランス」「パピー」は取り扱われていません。

カリビックとピエモンテはどちらもドイツの獣医師がおすすめしているフードで、動物性たんぱく質を1種類に限定したり、タンパク質やミネラル・ビタミンが豊富な栗が使われていたりします。

その他の商品にも、消化に優れたラム肉やアレルギーが出にくいとされるウサギ肉が使われていたりするので、お腹が弱い犬や食べ物に敏感な犬にも安心して与えられるでしょう。

また、センシブルにもとうもろこしが使われている商品がありますので、とうもろこしにアレルギーがある犬に与える場合は原材料をきちんと確認するようにしてください。

ハッピードッグVET（食事療法食）

商品名	用途	主原料	タンパク質	脂質	カロリー （100gあたり）
アディポシタス	減量用	ポルトリープロテイン	29.0 %以上	9.5 %以上	279.0kcal / 100g
ヘパティック	肝疾患用	米粉	19.5 %以上	14.0 %以上	383.0kcal / 100g
ハイパーセンシティビティ	食物アレルギー 食物不耐症	マロン	21.0 %以上	12.0 %以上	360.0kcal / 100g
インテスティナル	消化器疾患	チキン精肉	26.0 %以上	12.0 %以上	363.5kcal / 100g
インテスティナル/ローファット	膵炎・高脂血症 消化器ケア	チキン精肉	26.0 %以上	6.9 %以上	347.0kcal / 100g
リーナル	腎臓ケア	コーン	16.0 %以上	16.0 %以上	394.5kcal / 100g
ストルバイト	尿石ケア	米	20.0 %以上	9.5 %以上	360.5kcal / 100g

VETシリーズは獣医師から指示が出た時に食べさせる食事療法食なので、健康な犬や食事療法の指示を受けていない犬には与えないように注意してください。

商品はどれも全犬種対応で「アディポシタス」「インテスティナル」「リーナル」「ストルバイト」はウェットタイプも販売されています。

肥満や消化器・腎臓ケアなど様々な種類があるので、治療中の病気に対応するフードがある場合は、一度獣医師に相談して与えても問題ないか確認してから与えましょう。

また、公式サイトの製品情報にはそれぞれ「食事療法の対象となる病気」と「使用を推奨しない病態」が記載されているので、商品の購入や獣医師への相談をする前にチェックしておくことをおすすめします。

ハッピードッグスペシャルケア

商品名	用途	主原料	タンパク質	脂質	カロリー （100gあたり）
サノN	腎臓ケア	コーン	12.5 %以上	14.0 %以上	386.0kcal / 100g

スペシャルケアは中期の慢性腎不全の犬に適している食事療法食です。

たんぱく質を制限し、リン・ナトリウムの含有量も腎臓の負担とならないように調整しつつ、美味しく食べられるように作られています。

食材の中には嗜好性の高い卵やポーク・サーモン・ビーフといったものが使われているので、食欲が落ちている犬にも試してみる価値はありそうです。

腎臓ケア用のフードはVETシリーズにもありますが、VETの腎臓ケアはたんぱく質が16%以上で、サノNは12.5%以上とたんぱく質の含有量が異なります。

どちらを与えたら良いのか分からない場合は、愛犬の食いつきをチェックしたり商品の原材料や成分を獣医師にチェックしてもらってから決めるようにしてください。

ハッピードッグのQ＆A

ハッピードッグの賞味期限の確認の仕方は？

MHDという表記の後に「日日.月月.年年」の順番で記載されています。（例：MHD 01.09.24の場合は2024年9月1日まで）一度開封したものは賞味期限に関係なく、なるべく早く食べきれるようにしましょう。

ハッピードッグにお試しはあるの？

80gのミニサイズを330円で販売しています。

ハッピードッグは原材料に遺伝子組み換え作物は使われている？

遺伝子組み換え作物の使用は一切していません。

ハッピードッグは何の栄養基準を採用していますか？

ハッピードッグはFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)を採用し、栄養基準となる値を満たしています。

ハッピードッグのまとめ

ハッピードッグはヒューマングレードの食材だけを使い、徹底管理された工場で丁寧に製造していることが分かりました。

ただ品質の高い食材を使っているのではなく、犬の体質や健康のことを考えた栄養バランスで作られているため、愛犬と相性の良いフードを見つけることができるでしょう。

その分商品価格は高いですが、価格に見合うだけの安心感を得られる商品ですので、買い続けていけそうであれば新しいフード候補の選択肢に入れてみてください。