グランデリドッグフードは名前を聞いたことがある、知っているという方が多いのではないでしょうか?
スーパーやホームセンターなどで安価で売ってるいるグランデリですが、その中身はどのようになっているのでしょうか?
そこで小動物看護師や動物取扱責任者の私が実際に買って調査しました!
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Dランク 全100種類以上を調査比較した総合ランキングはこちら |
安全性 | ★☆☆☆☆1点 添加物が多い |
原材料 | ★★☆☆☆2点 なにが使われているのかわからない |
口コミ | ★★★★☆4点 食いつきがいいという声が多い |
カロリー | ★★★★☆4点 低カロリー、脂質 |
価格 | ★★★★★5点 とても安い |
目的 | 総合栄養食 |
価格 | 658円 |
内容量 | 750g |
タイプ | セミウェットフード |
対応年齢 | 全犬種・全年齢対応 ※種類による |
販売会社 | 株式会社ユニ・チャーム |
原産国 | 日本 |
公式サイト | グランデリ公式サイト |
目次
グランデリドッグフードの口コミ・評判
グランデリの口コミをTwitterやInstagramで集めてまとめました!
悪い口コミ
良い口コミ
グランデリドッグフードの口コミ・評判まとめ
グランデリの口コミをまとめると良い口コミが7割、悪い口コミが3割といった印象です。
ドッグフードの口コミの中ではやや悪い口コミが多いかなと思いました。
悪い口コミは添加物が多すぎる、食べない、食べたら愛犬が体調を崩したという意見がもっとも多かったです。
食べないという口コミはどのドッグフードにも必ずあるものです。犬にも好みというものがあります。
添加物が多いというのはその通りだと思います。私もグランデリは添加物が多いと感じます。
食いつきはいいようです!私もこのドッグフードを試しに食べてみましたがふっくらふわふわしていて今までにないドッグフードの食感でした。
愛犬がグランデリをよく食べるという口コミは多かったです。
グランデリドッグフードを徹底調査!

グランデリドッグフードを実際に購入してきたので調査をしていきます。
パッケージは薄いアルミ製になっており、紫外線などからドッグフードを守ります。
種類が多く似たようなパッケージが多いので購入する場合は気をつけましょう。

背面上部に大きく賞味期限が書かれているので見やすいです。
給与量表も背面に大きく書かれているため見やすくなっています。

側面には切り替え方と総合栄養食であるという表記

もう片方には原材料や成分値などが記載されています。

パッケージを切り開いてみるとこのようにさらに袋が入っています。

とても見にくく文字が書かれていますが、要約すると脱酸素剤が入っているから気をつけてねということです。愛犬に食べられないよう注意してください。
脱酸素剤は酸化を防ぐのに便利なアイテムです。人間が食べる食料にもよく使われています。

触った感じはしっとりとしています。セミモイストタイプなので、水分量が多いドッグフードです。これとはまた別にカリカリタイプのドッグフードも販売しています。

粒は1センチない程度です。小型犬も問題なく食べられるサイズです!
グランデリドッグフードを人間の私が食べて調査
グランデリドッグフードが安全なのか人間の私が食べて確かめることにしました。
数粒口に入れ噛むとふんわりとした食感でびっくりしました!様々なドッグフードを食べてきたのですがあまりない食感です。
食いつきがいいという口コミが多かったのですが、この食感のおかげかもしれませんね。
味は薄味で問題ありませんでした。
私が食べてみた結果、硬すぎて食べられないや、味が濃すぎるなどの問題はありませんでした!
グランデリドッグフードのメリット・デメリット
- 添加物が大量に入っている。
- 人工添加物が使用されている。
- 着色料など余分な添加物が使われている。
- ○○類という表記が多くいまいち何が使われているかわからない。
- どのような環境で製造されているのかわからない。
- 値段が安い。
- 近所で買える。
- 食いつきがいい。
デメリットとメリットを比較しましたがメリットは食いつきがいいということと、安価で近所で買えるということです。
愛犬がよく食べるという口コミが多く、実際に私も食べてみましたが、ドッグフードがふっくらしていて新しい食感でした。
グランデリはスーパーやホームセンター、ドラッグストアなどで安価で売っているためどこでもすぐ買うことが便利な点です。
デメリットは使われている原材料があまりよくないというのが大きいポイントです。
まず使われている添加物の種類がとても多くなっています。
保存料、発色剤、着色料、酸化防止剤など人工添加物が多く使われています。香料は使用されていないようです。
主原料も穀類で肉や魚などではありません。
メリットよりデメリットのほうが大きいと感じるので私は愛犬に与えるのは躊躇してしまうかなと思います。
グランデリドッグフードの原材料について評価!
穀類(小麦粉、トウモロコシ、パン粉、小麦グルテン)、糖類(ブドウ糖果糖液糖、ショ糖、粉末水あめ)、豆類(脱脂大豆、大豆パウダー、おからパウダー、大豆エキス、大豆タンパク)、肉類(ビーフミール、ポークミール、ビーフ、チキンエキス、チキンミール、ササミパウダー)、油脂類、フィッシュミール、ビール酵母、チーズパウダー、野菜類(ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、プロピレングリコール、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、リン、亜鉛)、グリセリン、乳化剤、増粘安定剤(加工でん粉、アルギン酸エステル)、保存料(ソルビン酸K、ソルビン酸)、ソルビトール、pH調整剤、調味料、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸)、着色料(二酸化チタン、赤色40号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、リン酸塩、酸化防止剤(アスコルビン酸Na、ミックストコフェロール、ハーブエキス、ローズマリー抽出物)、発色剤(亜硝酸Na)
あまり好ましくないものは赤文字で表記しています。
まず主原料として使われているのは穀類です。犬は肉食よりの雑食なので主原料は肉や魚であることが好ましいです。
最近は小麦アレルギーの犬が多く、グルテンフリー(小麦不使用)のドッグフードが増えていますが、グランデリドッグフードは小麦が使用されているので、小麦アレルギーの愛犬は注意してください。
パッケージにはビーフ・鶏ささみ・緑黄色野菜・チーズ入りと書かれていますが、その比率は少なく、多くは穀類、糖類、豆類になっています。
中には油脂類、調味料などいまいち何が使われているのかわからない部分もあり心配になります。
そして添加物ですが、グランデリドッグフードは着色料、保存料、酸化防止剤、発色剤が使用されています。
天然添加物でしたらいいのですが、多くが人工添加物となっており愛犬に与えるのが心配になってしまいます。
原材料を見ていきましたが、良質なドッグフードに比べると質が低いと言わざる負えない内容となっています。その代わりに値段がとても安いです。
グランデリドッグフードの成分について評価!
成分名 | 成分値 |
---|---|
タンパク質 | 17.6%以上 |
脂質 | 7.5% |
粗繊維 | 4%以下 |
灰分 | 7.5%以下 |
水分 | 30%以下 |
カロリー | 295kcal/100g |
グランデリドッグフードの成分地は全体的にやや低めです。
タンパク質、脂質、カロリーが低めで太りづらい内容になっています。タンパク質に関してはもう少し多いほうがいいかなとは感じます。
グランデリドッグフードのふっくら仕立てはドッグフードがふわふわしており水分量が多くなっています。ドライフードですと10%以下が多いです。
成分値について問題ありません。愛犬に合わせて種類を選びましょう。
グランデリドッグフードの最安値は?公式、Amazon、楽天の価格比較
グランデリドッグフードがネットで購入する場合どこが最安値で買えるか調査しました!
公式 | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
通常価格 | なし | なし | 658円 |
送料(税込) | なし | なし | 550円 |
サイト | 詳細を見る |
調査したところ、Amazonでは品切れかつ高値で販売されていたため、楽天が最安値で購入することができます!
しかし、楽天ですと送料がかかってしまうので、安く買いたいのであれな、近所のスーパーやドラッグストアを探したほうが送料がかからない分お得です。
「グランデリドッグフード」と「このこのごはん」を比較してみた
安価なわりに食いつきが良い「グランデリドッグフード」ですが、品質レベルには大きな不安があります。
ここでは、当サイトおすすめの国産フード「このこのごはん」と「グランデリドッグフード」を比較してみました。
商品名 | ![]() グランデリドッグフード | ![]() このこのごはん |
価格 | 658円 | 【通常価格】3,850円(税込) 【定期価格】3,278円(税込) |
主原料 | 穀類 | 鶏肉(ささみ、鶏胸肉、レバー) |
穀物 | 小麦粉、パン粉、小麦グルテンなど | グルテンフリー |
好ましくない添加物 | 保存料(ソルビン酸K、ソルビン酸)着色料(二酸化チタン、赤色40号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、発色剤(亜硝酸Na) | なし |
タンパク質 | 17.6%以上 | 20.9%以上 |
脂質 | 7.0%以上 | 8.0%以上 |
カロリー | 295kcal | 343kcal |
内容量 | 750g | 1kg |
原産国 | 日本 | 日本 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
特徴を比べた結果、「グランデリドッグフード」と「このこのごはん」にはほとんど共通点がないことが分かりました。
しいていえば両方とも低脂肪・低カロリーなフードということでしょうか。
とはいえ、使用している添加物や穀物、主原料などはまったく違うので、どちらを選べば良いか迷うことはないでしょう。
添加物の違いは?
前述しましたが、「グランデリドッグフード」には多くの人工添加物が使用されており、安全面にかなり不安があります。
特に着色料や発色剤といった添加物は、見た目をよくするためだけに使われるもの。
犬にとってはまったくいらないものなので、「このこのごはん」のようなプレミアムフードに入っていることはまずありません。
原料の違いは?
「グランデリドッグフード」の主原料は穀類で、アレルギーの好発食材である小麦も使用されています。
また、食いつきを良くするためでしょうか、複数の糖類も使われています。
一方「このこのごはん」は小麦アレルギーに配慮したグルテンフリーのドッグフードで、よく分からない原料もなし。
嗜好性を高める添加物などは一切使われていませんが、食いつきの良さには定評があります。
栄養価の違いは?
「グランデリドッグフード」は「このこのごはん」より栄養価が低く、活動量の多い犬や成長期の犬には不向きです。
AAFCOの栄養基準では維持期のタンパク質の最低値は18.0%となっていますが、「グランデリドッグフード」のタンパク質量は17.6%以上という微妙な表記。
カロリーも低いので、食が細い犬や痩せぎみの犬にもおすすめできません。
安全性と品質を考えるなら、愛犬のごはんには「このこのごはん」をおすすめします。

グランデリドッグフードの1日あたりの給与量目安
グランデリドッグフードの成犬の1日の給与量目安になります。
体重(kg) | グラム(g) |
---|---|
1 | 35 |
2 | 65 |
3 | 85 |
4 | 105 |
5 | 125 |
6 | 145 |
7 | 160 |
8 | 175 |
9 | 195 |
10 | 210 |
15 | 285 |
20 | 355 |
給与量表はあくまで目安なので愛犬の体調や運動量に合わせて調整してください。
初めて与える時はいきなり全て切り替えるのではなく、前のドッグフードから少しずつ足していって切り替えましょう。
犬猫生活ドッグフードの賞味期限・保存方法
ドライフードやセミウェットフードによって賞味期限の長さが変わりますが、概ね10ヶ月程度です。
保存は直射日光を避け冷暗所に保存してください。

私はグランデリドッグフードをDランクと評価しました。
近所で安く買える点はいいですが、主原料が穀類なことと、添加物がたくさん使われていることが減点の対象となりました。
また調味料や油脂類などいまいちなにが使われいるかわからない点もあり、愛犬に与えるのは不安になってしまいます。
ですがグランデリを食べたら体がおかしくなる!というわけではないので安心してください。
ですが、私でしたら愛犬に与えるのを躊躇してしまいます。