「愛犬の非常食、ちゃんと備えていますか?」
災害は突然やってきます。
2011年の東日本大震災では、多くのペットが犠牲になりました。さらに、2024年の能登半島地震でも同様に大きな被害がありました。
被害の規模が大きかったことはもちろんですが、「ペットと一緒に避難する」という意識がまだ十分に広がっておらず、やむを得ず自宅に残して避難した方も少なくなかったようです。
2013年に環境省は「災害時におけるペット救護対策ガイドライン」を策定して、飼い主の責任によるペットとの「同行避難」を原則とすることを定めており”ペットの避難に必要な物資の備蓄を行い、避難が必要な場合は一緒に持ち出せるようにしておきましょう”と言っています。
中でも犬の非常食は、災害時に愛犬が生きてくうえで欠かせない備蓄品の1つです。

ここでは犬の管理栄養士の資格を持つ私が犬の非常食として最適なドッグフードをランキング形式で紹介していきます!
特に、いつ起きてもおかしくないと言われている南海トラフ巨大地震に備えて、今一度、愛犬の非常食を見直しておきましょう。

この記事を書いた人
保有資格:小動物看護士/ペット販売士/トリマーB級/ハンドラーC級/訓練士補/二級愛玩動物飼育管理士/動物取扱責任者/犬の管理栄養士/ペットフードアドバイザー1級/少額短期保険募集人
第一種動物取扱業:第225818003号 保管 動物取扱責任者:山本星海
JKC公認トリマー養成機関卒業。Dog salon Star seaを2018年に開業、犬のトリミングやドッグフードの販売を行う。トリマー歴10年目。愛犬:トイプードル2匹
災害時、愛犬に必要な非常食は何日分?備蓄の目安とは?

災害時の救援物資は人が優先されるため、犬の非常食は飼い主さん自身でしっかり備えておく必要があります。
必要な備蓄量は災害の規模によって変わりますが、最低でも5日分、できれば7日以上を目安にしておくと安心です。
特に、いつ起きてもおかしくないとされる南海トラフ巨大地震に備えて、日頃から愛犬の非常食を常備しておきましょう。

療法食等の特別食を必要としているペットの場合は、長期間分の用意が必要になります!
災害時に備える!非常食におすすめのドッグフードの選び方

インターネットで「犬の非常食」や「犬の防災食」と検索すると、さまざまなおすすめドッグフードが紹介されています。
でも、飼い主さん自身が非常食としてふさわしいドッグフードの選び方を知っておくことで、より愛犬に合ったものを選ぶことができます。
ここでは、非常食に適したドッグフードの選び方について、詳しくご紹介していきますね。
※今回ご紹介する内容は、犬に関する複数の資格を持つ私が、経験と知識をもとに独自にまとめた選び方です。
【強いストレスにも嬉しい】嗜好性が高いフードを選ぶ

人間が災害に遭うと大きなストレスを感じるように、犬もまた地震の揺れや慣れない環境での生活によって、強いストレスを受けます。
その影響で食欲が落ち、いつものフードを食べてくれなくなることも少なくありません。
そんな非常時には、どんな環境でも愛犬が思わず口にしてくれる「嗜好性の高いフード」を備えておくのがおすすめです。
一般的に、タンパク質や脂質が豊富なフードや、香りがしっかりしているフードは嗜好性が高いと言われています。
また、食いつきの面ではドライフードよりウェットフードのほうが優れており、非常食としても適しています。
さらに、フリーズドライフードは、冷凍した食材を真空状態で乾燥させているため、加熱による風味の損失がなく、素材本来の旨味がギュッと詰まっています。
そのため、犬の食いつきが良いとされており、備蓄用にもぴったりです。
災害時でもしっかりと栄養をとってもらうために、食いつきの良いフードをあらかじめ備えておくことが大切です。
【栄養をしっかり確保】総合栄養食または主食として利用できる

被災生活がいつまで続くかは、誰にもわかりません。
大きな災害では、長期間にわたって避難生活を送る可能性もあります。
だからこそ、そのフードと水だけで愛犬が1日に必要な栄養をしっかり摂れるものを備えておくことが大切です。
目安としては、「総合栄養食」の基準を満たしているフードや、ヨーロッパのペットフードの栄養基準を定めているFEDIAF基準をクリアしている主食用のフードを選びましょう。
このような基準を満たしたフードがあれば、非常時でも栄養が偏る心配は少なくなります。
とはいえ、ストレスの影響で食欲が落ちることもあります。
特に普段から少食な子には、少量でもしっかり栄養がとれる高栄養タイプのフードを備えておくと安心です。
【免疫低下に備える】消化吸収に優れたフード

いつもと違う環境に置かれると、犬も不安を感じて睡眠不足になったり、避難所では思うように動き回れず運動不足になったりすることがあります。
こうした状態が続くと、免疫力が低下してしまう可能性もあります。
そんな時こそ、腸内環境を整えて免疫をサポートしてくれるフードを選んであげましょう。
たとえば、犬が消化しやすい肉や魚を主原料にしたフードや、お腹の健康を考えた成分が配合されたフードは、非常時でも体調を崩しにくくしてくれます。
不安定な環境でも愛犬が元気でいられるように、日頃からそういったフードを備えておくと安心ですね。
- 乳酸菌
- オリゴ糖
- イヌリン
- ビフィズス菌
- エンテロコッカス・フェシウムなど
【備蓄として最適】軽量かつ日持ちするフード

地震などの災害時には、自宅が倒壊する危険があるため、すぐに避難しなければならないこともあります。
そのため、防災グッズはすぐに持ち出せるように準備しておくことがとても大切です。
ただ、避難の際には自分の荷物に加えて、愛犬の防災グッズも持ち運ぶ必要があります。
さらに愛犬を安全に連れて行かなければならないことを考えると、荷物はなるべく軽くしておきたいですよね。
だからこそ、非常時に備えておくフードも、できるだけ軽量で持ち運びやすいものを選ぶのがおすすめです。
- フリーズドライのような軽量のフード
- ウェットフードは缶よりも軽量のパウチ

常備しておくうえで、日持ちが長く管理やすいフードを選ぶことも大切です!
犬の非常食にはウェットフードとフリーズドライの常備がおすすめ!

毎日の食事として、ドライフードを与えている飼い主さんは多いと思います。
もちろん、非常時に備えていつも食べているドライフードを備蓄しておくのも大切です。
特に、好き嫌いが多く「このフードじゃないと食べない」という子には、食べ慣れたフードの方が安心です。
ただし、私が非常食として特におすすめしたいのは、「ウェットフード」と「フリーズドライフード」の2種類です。
どちらも嗜好性が高く、災害時のストレスや食欲不振の中でも食べやすく、食いつきがいい傾向があります。

フリーズドライフードは冷凍した食材を真空状態で乾燥させたフードのことです。
ご紹介した2種類のフード(ウェットフードとフリーズドライフード)は、それぞれ非常食として異なる役割を持っているのです。
- 嗜好性が高い
- フードから水分を多く摂取できる
- 軽量で持ち運びやすい
- 保存期間が長く、備蓄におすすめ
- 栄養価が高い
ウェットフードは嗜好性が高く、水分もしっかり摂れるため、特に高齢のシニア犬におすすめです。
ただし、ウェットフードだけでは栄養バランスが偏りがちになることもあるため、栄養価の高いフリーズドライフードでサポートするのが理想的です。
フリーズドライは水を加えて戻す手間はありますが、軽くて保存期間が長いというメリットがあり、非常食として非常に優れたドッグフードです。
2種類のフードをすべて備えるのは難しいかもしれませんが、どちらか1つでも用意しておけると、いざという時に安心ですね。
2匹の愛犬を守るために!私がストックしている非常食ドッグフードはコレ!

ぺトコトフーズはフレッシュフードで有名ですが、ウェットフードとしてもふつふつと人気を集めています。
人間でも食べることのできる国産の肉や魚、野菜を獣医師監修のもとバランスよく組み合わせています。
低温調理法にすることで、旨味や栄養がギュッと詰まっており、避難時でも食いつきには期待できるでしょう。
内容量は1袋100gでパウチタイプで持ち運びにも便利です!
また、乳酸菌やビフィズス菌など腸内環境を整える成分を配合しているため、免疫の健康を維持し、避難生活でも元気に過ごしてもらえるようにサポートしてくれますよ。

初回のお試しはフレッシュフードだけではなく、ウェットフードも注文可能なので、この機会に安くゲットしてみてはいかがでしょうか。
初回お試し499円!送料無料
【ウェットフード】おすすめの非常食ドッグフード3選!
商品名 | 特徴 | 内容量 | 主原料 | カロリー100gあたり/脂質 | グレインフリー / グルテンフリー | 危険な添加物 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() 1位ぺトコトフーズ ウェット | 4種類をローテンション可能 | 100g (1パック) | 国産牛肉 /国産鶏肉/国産豚肉/北海道産タラ | 130kcal 5.0%以上 ※チキンの場合 | グレインフリーorグルテンフリー | 不使用 |
![]() 2位ココグルメ レトルト | 国産食材使用 | 50g、100g (1袋) ※セット内容によって異なる | 国産鶏肉/国産豚肉 | 116kcal 5.4%以上 ※チキン&ベジタブルの場合 | グレインフリー | 不使用 |
![]() 3位POCHI ザ・ドッグフード ウェット 鶏むね肉とレバーのランチ | 価格が安い | 80g | チキン(むね肉) | 100kcal 5.6%以上 | グレインフリー | 不使用 |
※犬にも個体差があり私が個人的に調査した内容なので完璧を保障するものではありません。
※ウェットフードは持ち運びが簡単なパウチタイプのパッケージを選んでいます。
1位 ぺトコトフーズ ウェット ドッグフード

価格(税込) | 初回価格:499円(100g×4パック) 通常価格:7,475円(100g×8パック) 定期価格:5,980円(100g×8パック) |
内容量 | 8パック、12パック、24パック、48パック(1パック100g) |
対応年齢・犬種 | 全年齢・全犬種対応 |
原産国 | 国産 |
タンパク質 | 11%以上 ※チキンの場合 |
カロリー・脂質 (100gあたり) | 130kcal・5.0%以上 ※チキンの場合 |
公式サイト | ペトコトフーズ公式サイト |
手作りごはんに近いフレッシュフードで有名なぺトコトフーズから、常温が可能な総合栄養食のウェットフードが販売されました。
フレッシュなぺトコトフーズ同様にヒューマングレードの食材を使用!主原料はすべて国産の動物性タンパク源で、安全に美味しく食べれます。
さらに「乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖」を配合し、腸内環境を整えるサポートをすることで免疫機能に働きかけます。避難時、抵抗力が下がりがちなときの免疫サポートとしてもぺトコトフーズ ウェットはおすすめです!
食欲低下しているときでも、4種類をローテンションして飽きずに食べてくれるのではないでしょうか。
お試し499円!送料無料
2位 ココグルメ レトルト ドッグフード

価格(税込) | 通常価格:4,980円(50g×12袋)、6,230円(100g×8袋) 定期価格:3,980円(50g×12袋)、4,980円(100g×8袋) |
内容量 | 50g×12袋 100g×8袋 |
対応年齢・犬種 | 全年齢・全犬種対応 |
原産国 | 国産 |
タンパク質 | 13.1%以上 ※チキン&ベジタブルの場合 |
カロリー・脂質 (100gあたり) | 116kcal・5.4%以上 ※チキン&ベジタブルの場合 |
公式サイト | ココグルメ公式サイト |
獣医師監修の手作り食ご飯「ココグルメ」から販売された常温タイプの「ココグルメレトルト」。
味はチキンとポークの2種類から選ぶことができます。
冷凍のココグルメと同じような原材料や製造過程なので、食いつきには期待できるでしょう。
厳選された国産食材は産地を公開おり、ヒューマングレードの工場で製造されるなど、安全性が高いことがわかります。
賞味期限は未開封であれば2年と設けられているので、備蓄におすすめです!
3位 POCHI ザ・ドッグフード ウェット 鶏むね肉とレバーのランチ

引用画像:Amazon
価格(税込) | 330円 |
内容量 | 80g |
対応年齢・犬種 | 成犬以上・全犬種対応 |
原産国 | 日本 |
タンパク質 | 8.0%以上 |
カロリー・脂質 (100gあたり) | 100kcal・5.6%以上 |
公式サイト | POCHI公式サイト |
POCHI ザ・ドッグフード ウェット(鶏むね肉とレバーのランチ )はウェットフードの総合栄養食です。
なるべく素材の形を残しつつ柔らかく仕上げています。硬いものが食べにくいシニア犬にもおすすめです!
主原料にはヒューマングレードのチキン(むね肉)を使用しているなど安全性が高いフードですが、1袋330円ととてもリーズナブルな価格で買うことができます。
市販でも購入することができるので、すぐ準備できることもポイントの1つでしょう。
【フリーズドライ】おすすめの非常食ドッグフード3選!
商品名 | 特徴 | 内容量 | 主原料 | カロリー100gあたり/脂質 | グレインフリー / グルテンフリー | 危険な添加物 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() 1位生食フリーズドライ K9ナチュラル ビーフ・フィースト | 肉類90%以上配合 独自のフリーズドライ製法で旨味や栄養を残している | 15g、142g、500g、1.8㎏、3.6kg | 牛肉 | 526.9kcal 37.0%以上 | グレインフリー | 不使用 | Amazon |
![]() 2位モグキューブ | グラスフェッドラムを74.6%配合 | 425g | ラム肉 | 485kcal 26.0% | グレインフリー | 不使用 | 公式サイト |
![]() 3位WOOF フリーズドライ チキン | 動物性原材料(肉・内臓肉・骨)を90%以上配合 | 50g、280g、1kg | 骨付きチキン | 590.4kcal 35%以上 | グレインフリー | 不使用 | Amazon |
※犬にも個体差があり私が個人的に調査した内容なので完璧を保障するものではありません。
1位 K9ナチュラル ビーフ・フィースト ドッグフード

引用画像:Amazon
価格(税込) | 303円(15g) 2,415円(142g) 6,718円(500g) 21,414円(1.8㎏) 37,956円(3.6㎏) |
内容量 | 15g、142g、500g、1.8㎏、3.6kg |
対応年齢・犬種 | 全年齢・全犬種対応 |
原産国 | ニュージーランド |
タンパク質 | 35.0%以上 |
カロリー・脂質 (100gあたり) | 526.9kcal・37.0%以上 |
公式サイト | K9ナチュラル公式サイト |
肉類を90%以上使用した美味しさ満点のドッグフードです。
K9ナチュラルは独自のフリーズドライ製法で加工・加熱を最小限に抑え、素材の栄養素や風味を最大限残しています。
とても食いつきがいいと評判が高く、トッピングとして使われることも多いフードです。
農業先進国のニュージーランドの農作物の品質の高さや信頼性は世界から評価されています。
未開封の場合、製造から約2年間は常温保存が可能なので常備しやすこともポイント!
2位 モグキューブ ドッグフード

引用画像:Amazon
価格(税込) | 通常価格:5,852円 定期価格:5,266円 |
内容量 | 425g |
対応年齢・犬種 | 全年齢・全犬種対応 |
原産国 | ニュージーランド |
タンパク質 | 32.0% |
カロリー・脂質 (100gあたり) | 485kcal・26.0% |
公式サイト | モグキューブ公式 |
ニュージーランド産のグラスフェッドラムをたっぷり74.6%も配合したドッグフードです。
ラム肉は高タンパクでビタミンが豊富な食材です。そんなラム肉を贅沢に使用したモグキューブの食いつきは期待できますね。
栄養価が高く少量でもしっかり栄養を摂ることができるため、犬の非常食としてぴったりでしょう。
原材料がシンプルなのでアレルギー対策としてもおすすめ!
3位 WOOF フリーズドライドッグフード チキン ドッグフード

引用画像:Amazon
価格(税込) | 1,430円(50g) 6,380円(280g) 21,450円(1kg) ※楽天参考価格 |
内容量 | 50g、280g、1kg |
対応年齢・犬種 | 全年齢・全犬種対応 |
原産国 | ニュージーランド |
タンパク質 | 46%以上 |
カロリー・脂質 (100gあたり) | 590.4kcal・35%以上 |
公式サイト | - |
世界的にも安全性の高いといわれるニュージーランド産の動物性原材料(肉・内臓肉・骨)を90%以上配合したドッグフードです。
本来の犬の食事に近く、食欲をそそるような香りがします。
マヌカハニー・ホキ肝油・緑イ貝などのスーパーフードをたっぷり配合しており、被災時の犬の健康をサポートしてくれるでしょう。
フリーズドライフードの中でも柔らかくすぐに崩れてしまうため、ふりかけやトッピングとしても使いやすいです。
犬の非常食として最適!フリーズドライドッグフードの与え方を解説

長期間保存できることから、犬の非常食としてとても優れているフリーズドライフード。
ですが、中には「初めて聞いた」という飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
基本的な与え方は、水やぬるま湯でふやかしてから与える方法ですが、実は愛犬の好みや体調に合わせて、さまざまな与え方ができるのも魅力のひとつです。
- フリーズドライフードの与え方
- ・そのまま
・水かぬるま湯でふやかす
・粉状にしてトッピングにする
ただし、被災しているときはフリーズドライフードを主食として与えるのがおすすめです。水やぬるま湯でふやかして与えましょう。


画像のようにフリーズドライフードは、水やぬるめ湯で簡単にふやかすことができます。
ごはんと一緒に水分も摂ることことができるため脱水予防としても最適ですね。
非常食以外に必要な犬の避難グッズとは?

災害が起きたときに犬が安全に避難するには「リード」や「キャリーバッグ」が必要になります。
リードやキャリーバッグの近くに愛犬の避難に必要な物資の備蓄を準備しておきましょう。すぐに家から避難できるようにまとめて置いておくといいですね。
犬の避難グッズは優先的に持っていくものがあるので、まずはそちらを紹介していきます。
- 療法食、薬
- フード、水(少なくとも5日分[できれば 7 日分以上が望ましい])
- 予備の首輪、リード(伸びないもの)
- ガムテープ(ケージの補修など多用途に使用可能)
- 飼い主の連絡先とペットに関する飼い主以外の緊急連絡先・預かり先などの情報
- ペットの写真(携帯電話に画像を保存することも有効)
- ワクチン接種状況、既往症、健康状態、かかりつけの動物病院などの情報
とくに薬は一番必要になります。避難グッズに薬を入れておけない場合は、いつでも持ち出せるような場所に保管して、避難する際に忘れずに持ち出しましょう。
余裕があれば以下の犬の避難グッズも用意しておきたいです。
- ペットシーツ
- 排泄物の処理用具
- トイレ用品
- タオル、ブラシ
- おもちゃ
ここで紹介した犬の避難グッズは環境省が作成した「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を参考に紹介しています。
災害時におけるペットの救護対策ガイドラインでは、実際の避難グッズ(ペット用備蓄品)の例を写真で載せていたり、避難所・仮設住宅におけるペットの飼育マナーと健康管理なども説明しているため、一度読んでおくだけでも、災害が起きた時でもスムーズに行動できるようになるでしょう。

避難所にペットを連れて行く際の注意事項も、あらかじめ管轄の自治体に確認しておくといいですね。

愛犬が同行避難できない場合はどうすればよい?

自分の住まいの避難所が犬の同行避難に対応してない場合は、在宅避難を選択できるようにお家の耐震や物資の保管を十分準備しておく必要があるでしょう。
愛犬の非常グッズはもちろん、飼い主さんが生きてくうえで欠かせない水や食料も確保しなければなりません。
在宅避難ができない場合は、友人や親戚家、車中泊避難も検討してみてください。
また、やむを得ず愛犬を自宅に置いてくる場合には、自治体の動物担当部署に相談しておくといいでしょう。
地震の被害が大きい場合、余震で建物が倒壊する恐れがあるので、そのような場合はお家に戻らず愛犬と車中泊避難をしておくことをおすすめします。
まとめ

いかがでしたか?
いつ起こるかわからない大きな災害。
そんなときに欠かせない「非常食」は、人間だけでなく、家族の一員である愛犬にとっても必要不可欠な備えです。
すでに備えている方も、まだ準備ができていない方も、この機会にもう一度、災害時に必要な避難グッズを見直してみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した「犬の非常食に適したフード」を参考に、あなたの愛犬に合った備蓄フードをぜひ見つけてみてくださいね。
備えがあるだけで、いざという時の安心感がぐっと違ってきますよ。
