おすすめのプレミアムキャットフードランキング6選！動物取扱責任者の私が口コミや評判をチェック

キャットフードについて調べていると、「プレミアムキャットフード」という言葉をよくみかけますよね。

一昔前は聞かなかった言葉なので、いったいどんなフードなのか気になる方も多いと思います。

そこでこの記事では、小動物看護師や動物取扱責任者などの資格を持ち、トリミングサロンを経営している私が、プレミアムキャットフードの正しい知識をご紹介。

おすすめのプレミアムキャットフードや選び方のポイントも解説しているので、「愛猫により良い食事をあげたい！」と思っている方は、ぜひチェックしてみてください。

プレミアムキャットフードとは？

プレミアムキャットフードとは、「原材料や製法にこだわって作られたキャットフード」のことを指します。

プレミアムキャットフードには、猫の健康上不安がある人工添加物はもちろん、品質の低い原材料はいっさい使われていません。

また、原材料には人間が食べられるレベルの「ヒューマングレード」なものだけを使用し、安全性の高い工場で製造されています。

近年のペットブームの影響もあり、「愛猫には品質が高いフードをあげたい」「いつまでも元気で長生きしてほしい」と考える飼い主さんは増えています。

プレミアムキャットフードはそんな飼い主さんのニーズに応えるフードであり、猫の健康維持に大きく貢献してくれる商品といえるでしょう。

ただし、現在の日本にはプレミアムフードと表記するための水準や試験などは存在しません。

そのため、販売元であるメーカーはどんな品質のフードであっても、自由に「プレミアムフード」と記載し、販売することができます。

プレミアムキャットフードとうたっている商品の多くの高品質かつ安全性も高いですが、なかにはあまり良くないものが混ざっている可能性もあるので、惑わされないよう注意しましょう。

プレミアムキャットフードの選び方

プレミアムフードとひとくちに言っても、その特徴は商品によって異なります。

そのため、「プレミアムと書いてあるものならどれでもいいだろう」と安易に決めてしまうのはよくありません。

摂るべき栄養が足りなかったり、反対に多すぎたりしないためにも、キャットフードは以下3点に注目して選ぶと良いでしょう。

ひとつずつ詳しく解説します。

主原料は良質なお肉やお魚

キャットフードは、肉や魚など動物性タンパク質がメインのものを選びましょう。

肉や魚は猫にとって消化しやすい食材であり、猫が健康を維持するために欠かせないものです。

なかでも新鮮で高品質なものはアミノ酸のバランスが良いので、猫のエネルギー源として効率的に働いてくれますよ。

たいして、穀物や野菜、豆類などの植物性タンパク質は、動物性タンパク質ほどアミノ酸バランスが良くありません。

適量であれば問題はありませんが、過剰に摂取すると内臓に負担がかかる可能性があるので、要注意。

猫がいつまでも元気でいられるよう、フードは猫本来の食性に合ったものを選ぶことが大切です。

ちなみに、プレミアムキャットフードの相場は1㎏あたり2,000円程度です。

動物性タンパク質の含有量が多かったり、オーガニックな食材を使用していたりするフードでは、1㎏あたり3,000円以上するものも珍しくありません。

反対に1㎏あたり数百円と安価なフードは原材料・製造方法ともに品質が低い場合が多いので、慎重に検討しましょう。

安全性が高い原材料や製造方法

次に注目すべきは、原材料や製造方法の安全性です。

原材料については、産地や配合量が記載されているものが理想的です。

特に主原料である動物性タンパク質は、「骨抜きチキン」や「チキンレバー」など、より具体的に書かれているものを優先的に選びましょう。

なお、キャットフードには猫の嗜好性を高めたり、栄養素を補給するためにオイル（油脂）が使われることも多いですが、サーモンオイルや鶏油など「なんの動物の油脂なのか？」というところまで具体的に明記されているフードなら、より安心感があります。

また、ガイドラインに沿った適切な工場で製造されているか、栄養素が壊れないよう配慮して調理しているかなど、製造方法のこだわりも重要です。

特にアメリカ、イギリス、カナダなどの先進国は猫を飼う文化が長く、ペットフードの原料・製造方法について明確な基準があります。

どのフードを選べば良いか迷ったときは、ペット先進国で作られたものを選ぶのもひとつの方法ですね。

余分な添加物を使用していない

着色料や香料、調味料などの人工添加物は、猫の健康にとって余計なものです。

適量であれば安全と認められているものであっても、長期にわたって摂取した際の健康被害についてはわかっていません。

人工添加物のなかには発がん性やアレルギーを引き起こす可能性があるものもあるので、できる限り摂取させないようにしましょう。

避けたい添加物一覧

BHA、BHT、エトキシン、赤色○号、青色○号、プロピレングコール、コーンシロップ、ソルビトール、グリシリジンアンモニエート、没食子酸プロピル、亜硝酸ナトリウム　など

なお、プレミアムキャットフードの多くは天然由来の酸化防止剤を使ってフードの劣化を防いでいます。

天然由来の酸化防止剤は安全性が高く、猫にとって危険な成分も含まれていません。

人工の酸化防止剤と比べると効果は短いですが、そのぶん安心して愛猫に与えることができるでしょう。

天然由来の主な添加物一覧

・クエン酸
・ローズヒップ
・ビタミンC・E
・その他ハーブ類

プレミアムキャットフードランキング6選

高品質なプレミアムキャットフードは猫の健康に配慮して作られているので、毎日の主食として最適です。

ですが、最近はプレミアムフードの数がかなり多く、調べれば調べるほどどの商品を選べばいいか分からなくなってしまいますよね。

ここからは、プレミアムキャットフードのなかでも私が特におすすめできる商品をランキング形式で紹介します。

商品名	初回最安値	特徴	内容量	主原料	カロリー（100gあたり）	公式サイト
1位カナガンチキン	当サイト限定価格 初回半額 2,519円 公式サイト	高タンパク ハーブ豊富	1.5㎏	乾燥チキン	405kcal	公式サイト
2位モグニャン	当サイト限定価格 初回半額 2,519円 公式サイト	低アレルギー 高タンパク・低脂質	1.5㎏	白身魚	379kcal	公式サイト
3位犬猫生活	5,258円 公式サイト	国産主原料 産地公開	1.5㎏（750g×2）	生鶏肉/朝獲れ魚	373kcal	公式サイト
4位ファインペッツ	4,546円 公式サイト	アレルギー性の低い主原料 消化吸収率が高い	1.5㎏	アヒル肉、ニシン	427.2kcal	公式サイト
5位ジャガー	4,534円 公式サイト	高タンパク・高脂質 こだわりの食材使用	1.5㎏	肉類（チキン生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、チキンレバー、鴨生肉）	387.5kcal	公式サイト

※猫にも個体差があり私が個人的に調査した内容なので完璧を保障するものではありません。

※ランキング5位までを表示しています。

1位カナガンキャットフード　チキン

カナガンチキンは、新鮮なチキンを60％配合したイギリス産のプレミアムキャットフードです。

グレインフリーで高タンパクなレシピは、猫本来の食性に合ったベスト組成。

猫の食いつきが高まるチキングレイビーを配合しているので、食の好みが激しい猫でも喜んで食べてくれるでしょう。

マンナンオリゴ糖やフラクトオリゴ糖など、お腹の調子を整える成分が配合されているのも評価できるポイントです。

猫が自然界で摂取する可能性のあるハーブも複数配合されていますよ。

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2位モグニャンキャットフード

モグニャンはイギリスのペットフード製造工場の専門家と販売会社レティシアンが共同開発したプレミアムキャットフードです。

主原料はアレルギー性の低い白身魚。高タンパクながら脂質は控えめで、室内飼いの猫に適した栄養組成が魅力です。

酸化防止剤には天然由来の添加物であるローズマリー抽出物を使用しているので、安心感がありますね。

製造はFEDIAF（欧州ペットフード工業会連合）の基準をクリアしたイギリスの工場で、徹底した品質管理のもと行われています。

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3位犬猫生活キャットフード

犬猫生活のキャットフードは、獣医師の共同開発した国産無添加プレミアムフードです。

主原料には石川県金沢港で獲れた旬の魚をはじめ、鶏肉・牛肉・鶏レバーと４種類の生肉を使用。

魚は季節に応じて変わるので、飽き性の猫でも喜んで食べてくれるのが特徴です。

お腹の健康維持をサポートする乳酸菌やオリゴ糖も配合で、便秘がちな猫にもおすすめ。

製造後の鮮度を保てるよう、750g×2袋で販売されているのも高評価です。

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4位ファインペッツキャットフード

ファインペッツキャットフードは原材料の85%に動物性タンパク質の食材が使われているプレミアムなキャットフードです。

新鮮な原材料や添加物をほとんど使用していないことから、安全性が高いことがわかります。

高い消化吸収率を持っており、少しの給与量でたくさんの栄養を摂取できるため、成長期の子猫や授乳期である猫にもおすすめできます。

高タンパクなので、猫の食いつきにも定評のあるキャットフードです。

5位ジャガーキャットフード

ジャガーは動物性原材料を約80％も使用したプレミアムキャットフードです。

動物性タンパク質には、チキンやカモ、サーモン、マスなど豊富な原材料を使用。

高タンパク・高脂質なので、運動量が多い活動的な猫におすすめですよ。

そのほか、抗酸化作用のあるビルベリーやクランベリー、古くから滋養源として使われてきたフェンネルなど、キャットフードではなかなか見かけないこだわりの食材が豊富に配合されているのも魅力のひとつです。

6位カナガンキャットフード　サーモン

カナガンサーモンは、サーモン・ニシン・マスなどの魚をたっぷり使用したキャットフードです。

カナガンチキンと同じく高タンパクで、穀物を含まないグレインフリーが特徴。

お腹の調子を整える成分やハーブ類も豊富に含まれており、濃厚な魚の香りが猫の食欲をそそります。

カナガンチキンとよく似た栄養組成なので、お肉が好きな猫にはカナガンチキン、お魚が好きな猫にはカナガンサーモンなど、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

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国産のプレミアムキャットフードに迷ったらコレ！

国産の安全なキャットフードを探している方には、犬猫生活のキャットフードを選ぶのがおすすめです。

犬猫生活のキャットフードは動物性タンパク質の種類が豊富なぶん、さまざまな原料から栄養素を摂取することができます。

また、すべてのフードは審査が厳しいことで知られるFAMIC（独立行政法人 農林水産消費安全技術センター）の基準をクリアした認定工場で作られているので、安心感もあり。

仕入原材料（チキンエキスなどの加工原料）の品質にもこだわっており、保存料や香料、着色料が無添加のもののみ使用されています。

猫の食欲をそそる出汁のような自然な香りなので、グルメな猫も飽きずにおいしく食べられるキャットフードといえるでしょう。

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市販で購入できるプレミアムキャットフードはコレ！

「ネット注文は抵抗がある」「市販で購入できるプレミアムキャットフードを試したい」そんな方には、アカナワイルドプレイリーがおすすめです。

アカナワイルドプレイリーは安全性や信頼性に強いこだわりを持つアカナが製造・販売するキャットフードで、原材料のほとんどは地元カナダで調達されています。

主原料には、放し飼いの鶏と七面鳥の肉を使用。北部の湖で漁獲した天然の魚も配合されており、食材そのものの栄養を生かした栄養組成が魅力です。

米やとうもろこし、小麦などはいっさい入っていないので、アレルギー体質の猫にもおすすめですよ。

まとめ

• プレミアムキャットフードは原材料や製法にこだわって作られたキャットフード
• ただし「プレミアム」という言葉に明確な定義はなく、どんなフードにも表記可能
• より良いフードを選ぶためには、以下の基準で商品を絞りこむことが大切

明確な水準や試験こそないプレミアムキャットフードですが、猫の健康を第一に考えて作られた良質なフードは数多くあります。

プレミアムキャットフードを選ぶときは、猫本来の食性に合っているか、原材料や製造方法にこだわりはあるかなどを重点的にチェックしましょう。

もちろん、余計な添加物を使用していないかどうかも大切なポイントです。

ぜひ納得のいくキャットフードを選んで、愛猫の健康を内側からサポートしてあげてくださいね。

参考文献・参考サイト

• 環境省_ペットフード安全法基準規格等 [動物の愛護と適切な管理]
• ペットフードで健康になる(著者：坂本徹也)
• AAFCO(全米飼料検査官協会)
• 消費者庁　公正競争規約
• 厚生労働省　HACCP
• FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)
• 安全・安心なペットフードをお届けするために（一般社団法人ペットフード協会）
• 独立行政法人　農林水産消費安全技術センター（FAMIC)

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