子猫におすすめのキャットフードランキング5選!厳選した餌を紹介

子猫

小さい身体に短い手足。コロナ渦のなか、癒しをくれる愛らしい子猫を育てたい飼い主さんは多いでしょう。しかし飼うからには責任をもってしっかり育てていかなければなりません

子猫は成長する時期なので栄養たっぷりのキャットフードを与える必要がありますが、どんなキャットフードを選べば良いのでしょうか?

そこで今回は、動物取扱責任者の私が選んだ子猫におすすめのキャットフードをランキング形式でご紹介します。

子猫はいつまで?

子猫とひとくくりで言っていますが、子猫には3つのライフステージがあります。

  • 哺乳期→生後0~30日くらいまで。
  • 離乳期→生後20~60日くらいまで。
  • 成長期→離乳期~12ヵ月前後まで。

哺乳期は主に母乳か猫用のミルクを与えます。離乳期は徐々に固形物へ変更していく時期、成長期は普通の市販フードを与えていく時期になります。

それぞれの時期にあった適切なキャットフードを選んでいくことが大切になります。

また、未発達な消化器官をもつ離乳期~成長期は月齢によってフードをふやかして与えなければいけません。

身体の基本を作る大切な時期なので、子猫のキャットフード選びはとても重要なのです。

子猫キャットフードの選び方

1日の必要な栄養が摂取できるキャットフードを選ぶ!

子猫の時期は成長をしていくためにたくさんの栄養を必要とします。

1日の必要な栄養が摂取できるキャットフードと言えばAAFCO(米国飼料検査官協会)が栄養基準定めている「総合栄養食」になります。

基本的には総合栄養食のキャットフードを食べていれば、栄養が偏る心配はありません。

総合栄養食と書かれていないキャットフードもOK

ヨーロッパで作られているキャットフードはFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の基準を使用しているため総合栄養食ではありません。しかし、AAFCO(米国飼料検査官協)とFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の栄養基準値はほぼ同等なので、2つの栄養基準のどちらかを満たしているキャットフードを選ぶと良いでしょう。

動物性タンパク質が多いキャットフードを選ぶ!

猫のタンパク質を作る11種類の必須アミノ酸は体内で生産することができません。

成長期の子猫には必須アミノ酸はとても重要です!動物性タンパク質は手軽に必須アミノ酸を摂取することができ、栄養価も高いので積極的に選ぶようにしてください。

動物性タンパク質の多く含む食材は「お肉やお魚」です。主原料にこの2つが使われているものを選びましょう!

猫に必要なタウリン

動物性タンパク質に含まれる必須アミノ酸の「タウリン」は猫の心臓をサポートするだけではなく抗酸化作用も持ち合わせています。

タウリンは体内で作ることができないため食事から摂取する必要があります。

猫の好みに合わせて選ぶ!

子猫のうちから様々な食材のフードを与えていくことで好みの偏りを少しでも無くすことができます。

1種類に限らずいろんなキャットフードをローテーションさせると良いでしょう。

しかし、人間と同じように好き嫌いは猫にもあるため、嫌いで食べなければ成長期に必要な栄養を摂ることができません。

まずは食べてくれるキャットフードを探しましょう。

お肉が好きな猫お魚が好きな猫など好みも個人差があるので、成猫になるまえに好みを知っておくと今後のキャットフード選びが楽になりますよ。

安全性の高い原材料を選ぶ

子猫のうちから安全性が高い原材料が使われているキャットフードを選ぶと良いでしょう。

安全性が高い原材料とは
  • 人工添加物を使用していない。
  • 怪しい食材が使用されていない。
  • 情報がしっかり表記されている。

特に保存料や酸化防止剤の一部はペットフード安全法で規定量が定められています。

キャットフードに使用されているBHAやエキトキシンなどは規定量が決まっているため、健康に害はありませんが、なるべく避けることをおすすめします。

今回調査したキャットフード一覧

※実際に購入して調査しました。

  • カナガンチキン
  • カナガンサーモン
  • カナガンデンタル
  • ジャガー
  • ハッピーキャット
  • オールウェル
  • アーテミス
  • ハロー
  • ロイヤルカナン
  • セレクトバランス
  • メディファス
  • モグニャン
  • ピュリナワン
  • 犬猫生活
  • ニュートロ
  • モンプチ
  • ねこ元気
  • 銀のスプーン
  • ビューティープロ
  • アイムス
  • デリッシュレシピ
  • ルナ
  • ラシーネ
  • ミャウミャウ
  • 和の極み
  • すごい乳酸菌クランキー
  • プライムレシピ
  • シーバ
  • サイエンスダイエット
  • 懐石
  • カルカン
  • キャネット
  • グランツ
  • ファインペッツ

子猫におすすめのキャットフードランキング

1位 カナガンキャットフードチキン

カナガンチキンキャットフード
価格 当サイト特別価格!
今なら初回半額の2,519円

定期価格 4,534円
通常価格 5,038円
内容量 1.5kg
対応年齢 全年齢対応
原産国 イギリス
特徴 主原料チキン60%/余分な添加物不使用/グレインフリー/獣医師おすすめ
公式サイト詳細を見る

カナガンキャットフードチキンはチキンをたっぷり使用したイギリス産のフードになります。

子猫に嬉しい動物性のタンパク質を多く含んでいるカナガンは、チキンの配合量がなんと60%以上です!成長期にかかせない良質なタンパク質を気軽に摂取することができます。

また猫が消化しにくい小麦やトウモロコシなどの穀物を省くことで、子猫の胃腸に負担をかけません。

多くの果物や野菜を使うことで栄養バランスも◎!特に猫が必要とする栄養「タウリン」もカナガンキャットフードチキンからしっかり摂取することができます。

カナガンキャットフードチキンのカロリーは100gあたり405kcalと高カロリーです。

カナガンは子猫用ではなく全年齢対応ですが、カロリーや脂質も高く子猫向きのフードだと思います。

栄養しっかり摂取させたい子猫には、とてもおすすめのキャットフードです!

2位 アカナキャットフード ワイルドプレイリー

アカナキャットフード
価格 3,998円(税込み)
内容量 1.8㎏
対応年齢 全年齢対応
原産国 カナダ
特徴 余分な添加物不使用/グレインフリー/高タンパク/
公式サイト詳細を見る

アカナキャットフードは地元の新鮮な食材を使用したカナダ産のキャットフードになります。

2021年にリニューアルされ原材料や成分値の1部が変更になっています。リニューアル後の口コミも好評でした。

猫に嬉しい高タンパク質&低脂質レシピ!タンパク質値は37%以上も含まれており成長期の子猫にはぴったりのフードでしょう。

アカナキャトフードの魅力はお肉またはお魚、子猫の好みによってフードが選べることです。またグレインフリー(穀物不使用)なのでアレルギー対策にもなります。

アカナキャットフードはとにかく食材へのこだわりが強く安全性が高いキャットフードです。

3位 ジャガーキャットフード

ジャガー表面
価格 定期購入4,534円(税込み)
通常購入5,038円(税込み)
内容量 1.5㎏
対応年齢 全年齢対応
原産国 イギリス
特徴 余分な添加物不使用/グレインフリー/獣医師おすすめ/高タンパク
公式サイト詳細を見る

ジャガーキャットフードは高級食材を使用しているイギリス産のプレミアムなフードです。

1位のカナガンや2位のアカナでもできなかった、動物性タンパク質は80%以上を実現しました。

主原料はチキンだけではなく鴨、サーモン、マスの4種類の良質なタンパク質が摂取できます!

タンパク質値は驚異の40%以上‼シニア猫には負担になってしまう高タンパクですが子猫にはこれくらいの値が必要だと思います。

またキャットフードには珍しいスーパーフードが使われており、子猫の健康をサポートしてくれるでしょう。

他に比べやや値段は高いですが、子猫のうちから良質な食事を与えたい方にはおすすめのフードになっています。

4位 シンプリーキャットフード

価格 定期購入3,920円(税込み)
通常購入4,356円(税込み)
内容量 1.5㎏
対応年齢全年齢対応
原産国イギリス産
特徴主原料はサーモン / グレインフリー /香料、着色料なし
公式サイト

シンプリーキャットフードはお魚メインのイギリス産キャットフードです。

「お肉よりお魚が好き!」って子猫にはとてもおすすめのフードになっています。

主原料のサーモン、ニシン、マスの3種類の配合量は73%!お魚に含まれてるDHAやEPAには皮膚炎の予防と改善や血液の性状を健康に保つ役割があると言われています。

またオリゴ糖を2種類使用しているので、子猫の胃腸もサポートしてくれるでしょう。

お肉に飽きてしまった子猫に与えてみてはいかがでしょうか。

5位 モグニャンキャットフード

モグニャンキャットフード
価格 当サイト特別価格!
今なら初回半額の2,519円

定期価格 4,534円
通常価格 5,038円
内容量 1.5kg
対応年齢 全年齢対応
原産国 イギリス
特徴 主原料白身魚65%/余分な添加物不使用/グレインフリー/獣医師おすすめ
公式サイト詳細を見る

モグニャンキャットフードは白身魚を贅沢に使ったイギリス産のフードになっています。

白身魚をメインに野菜や果物をバランスよく配合した人気の高いフードです。

なかなかミルクから食事の切り替えができない子猫におすすめ!

子猫は高タンパク高脂質のフードが理想的と言われていますが、モグワンキャットフードは脂質値が11%以上と少し低めでした。しかしそれ以上に栄養満点で安全性の高いフードとなっています。

子猫のキャットフードいつまでふやかす?

キャットフード

キャットフードをふやかして与えるのは生後30日~60日が目安ですが、60日以降もふやかしたフードと普通のフードを交互に与えながら徐々に慣れさせていきましょう。

離乳期(生後30日)になるとミルクから少しずつキャットフードに移行していきます。

しかし今まで液状のミルクを飲んでいた猫が急に固形のキャットフードを食べることは難しいです。ドライフードをぬるま湯でふやかして与えましょう。もしふやかすのがめんどくさい場合はウェットフードでも良いですが、ドライフードも慣れさせておくことも大切です。

成長に合わせた食事回数

  • 生後4ヵ月まで→1日5~6回
  • 生後6ヵ月まで→1日3~4回
  • 6ヵ月以降  →1日2~3回

子猫がキャットフードを食べてくれないときの対処法

成長期の子猫がご飯を食べてくれないと不安になりますよね。大事な時期だからこそしっかり栄養を摂ってもらいたいです。

子猫がご飯を食べてくれない理由は主に3つあります。ここでは、それぞれの問題に合う対処法をご紹介していきます!

ドライフードに慣れていない

子猫は離乳期になるまでミルクを飲んでいました。離乳期はミルクから徐々に普通のキャットフードへ変更していく時期ですが、この時にウェットフードばかりを与えてしまうことはおすすめしません。

固形のドライフードに慣れていない猫は、警戒心が強く食べてくれない場合があります。

もしドライフードふやかしても食べてくれない場合は、ウェットフードを混ぜて与えましょう。ドライフードも安全に食べれることを子猫に認識してもらうことが大切です。

味の問題

キャットフードの味を好まない場合は食べてくれません。

キャットフードにもお肉メインとお魚メインのものがあるので、それぞれ与えてみましょう。

また猫の味覚は香りや食感で決まると言われており、ドライフードの食感を好まない猫もいます。

子猫が食べてくれるように食感を変えたり、トッピングすることで香りを変えてみたりしましょう。

病気になっている

ご飯を工夫してみても食べない場合は病気が隠れている可能性があります。

  • 急にご飯を食べなくなった
  • ぐったりしている
  • 水も飲まない

こういった様子が見られた場合は病院へ行ってください。水分が摂れない場合は脱水を引き起こしてしまうので注意が必要です!

また病気以外に口内に傷ができている場合や口内炎、歯周病になったときも食べてくれない可能性があります。

なかなか猫の口腔内をチェックするのは難しいですが、”口が開いたまま閉じない””口から変な臭いがする”といったときは口内のトラブルが原因かもしれません。

ふやかしたフードも食べれない場合は重症なので、すぐ病院へ行きましょう。

まとめ

子猫におすすめのキャットフードをご紹介してきましたが、愛猫に合いそうなキャットフードは見つけられたでしょうか?

子猫を飼われている飼い主さんのなかには初めて猫を飼う方もいると思います。数あるキャットフードのなかから選ぶのは難しいでしょう。

食事は健康の基本になっていくので、小さい子猫のうちから良いものを与えることをおすすめします。 ここで紹介したキャットフードが少しでも参考になれば嬉しいです。

専門家がキャットフードを調査している

参考文献・参考サイト

環境省_ペットフード安全法基準規格等 [動物の愛護と適切な管理]

ペットフードで健康になる(著者:坂本徹也)

AAFCO(全米飼料検査官協会)

消費者庁 公正競争規約

厚生労働省 HACCP

FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)

安全・安心なペットフードをお届けするために(一般社団法人ペットフード協会)

独立行政法人 農林水産消費安全技術センター(FAMIC)

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ABOUT US
山本 星海Dog salon Star sea オーナー
この記事を書いた人 保有資格:小動物看護士/ペット販売士/トリマーB級/ハンドラーC級/訓練士補/二級愛玩動物飼育管理士/第一種動物取扱業登録/動物取扱責任者 JKC公認トリマー養成機関で2年犬や猫に関する様々な知識や技術を学び、多数の資格をとる。トリミングサロンStar seaを経営。