猫の体は食べたもので作られます。
だからこそ、毎日食べるキャットフードの安全性は気になりますよね。
とはいえ、コストがかかりすぎるのも困りもの。
そこで、コストパフォーマンスも気になるけれど、安全性も気になるという方のために、安全でコストパーフォーマンスの良いキャットフードの選び方とおすすめのキャットフードを紹介します。
コストパフォーマンスの良いキャットフードを選ぶ際の注意点も詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を書いた人
保有資格:小動物看護士/ペット販売士/トリマーB級/ハンドラーC級/訓練士補/二級愛玩動物飼育管理士/第一種動物取扱業登録/動物取扱責任者
JKC公認トリマー養成機関で2年犬や猫に関する様々な知識や技術を学び、多数の資格をとる。トリミングサロンStar seaを経営。
目次
安全でコストパフォーマンスの良いキャットフードの選び方
コストパフォーマンスを優先すると安価なキャットフードを選びがちです。
決して「安価=低品質」とは限りませんが、安いのにはそれなりの理由があるのも事実です。
では、どのようなことに注意してキャットフードを選んだら良いのでしょうか?
安全でコストパフォーマンスのよいキャットフードの選び方について具体的に解説していきます。
- 動物性タンパク質の質・量・種類に注意する
- 不安のある添加物が入っていないことを確認する
- 1日あたりの給与量や値段にも注目する
動物性タンパク質の質・量・種類に注意する
肉食動物である猫にとって、タンパク質の質はいちばんに気にしたいところです。
安価なキャットフードには、高価な原材料を使用することはできませんし、コストのかかる動物性タンパク質をたくさん使用することは難しいでしょう。
では、どうするのか?というと、動物性タンパク質に安価なミールや肉副産物などを使用することでコストを下げます。
さらに、肉や魚以外の豆類、いも類、穀類などが多く含まれている場合も少なくありません。
穀物が多く含まれているキャットフードは、炭水化物も多くなりがちですから注意が必要です。
また、原材料の安全性を重視するなら、ミートミールやフィッシュミール、肉副産物といった曖昧な表記のものはなるべく避けるようにしましょう。
できるだけ、チキン、サーモンなど使用されている肉や魚の種類が明確なものを選ぶようにします。
不安のある添加物が入っていないことを確認する
安価なキャットフードには、着色料や香料などの猫にとっては不要とされる合成添加物が含まれている可能性があります。
これらの添加物の中には発がん性のあるものも、アレルギーの原因になってしまうものもあるため注意が必要です。
酸化防止剤や保存料などキャットフードの品質を保つためには必要な添加物もあります。
ミックストコフェロールやローズマリー抽出物などのできるだけ安全性の高い天然由来ものものを選ぶと安心です。
基本的には、危険性の高い添加物は使用が禁止されているか使用量に制限があるため、健康を害することはないと考えられますが、絶対に大丈夫と言い切ることはできないでしょう。
コストパフォーマンスを優先するあまり、安全性をおろそかにすることになっては、意味がありません。
コストにこだわりすぎないことも大切です。
1日あたりの給与量や値段にも注目する
コストパフォーマンスの良さは、値段だけでは決まりません。
一見すると高価に思えるキャットフードでも、給与量が少なめで、1日あたりの値段が小さければコストパフォーマンスの良いキャットフードと言えるでしょう。
逆に、安価なキャットフードでも給与量が多くなると、1日あたりの値段が高くなりコストパフォーマンスの悪いキャットフードとなります。
キャットフードを選ぶ際には値段だけでなく、愛猫の給与量をチェックして、1日あたりのいくらかかるのかを計算するようにしましょう。
安全でコストパフォーマンスの良いキャットフード10選
コストパフォーマンスの良いキャットフードの選び方を紹介しましたが、では、具体的にはどのようなキャットフードがおすすめなのでしょうか?
値段が安いのはもちろんですが、安全性や品質のよさも含めたコストパフォーマンスの良いキャットフードを集めてみました。
動物取扱責任者の私が便秘の猫におすすめのキャットフードを厳選し、ランキング形式で紹介していきます!
商品名 | 初回最安値 | 1日あたりのコスト | 特徴 | 内容量 | 主原料 | カロリー(100gあたり)/脂質 | グレインフリー / グルテンフリー |
1位カナガン チキン | 当サイト限定価格 初回半額 2,519円 公式サイト | 209円 (初回は116円) | 主原料チキン60% 獣医師おすすめ | 1.5㎏ | チキン | 405kcal/16.7%以上 | グレインフリー |
2位グランツ チキン | 初回定期価格 980円 (1袋⁺他の2種類50g×2袋) 公式サイト | 250円 (初回は127円) | 新鮮なチキン使用 少量パックが便利 | 500g×3 | 脱水チキン | 358kcal/脂質15% | グレインフリー |
3位ニュートロ ナチュラルチョイス 穀物フリー アダルト チキン | 4,793円 (2kg) 公式サイト | 234円 | 健康ケア成分配合 | 500g、2kg | チキン(肉) | 375kcal/16.0%以上 | グレインフリー |
4位セレクトバランス グレインフリー アダルト チキン | 3,575円 (1.6kg) 公式サイト | 233円 | チキンを主原料にしたグレインフリーレシピ | 400g、1.6kg | チキン | 365kcal/15.0%以上 | グレインフリー |
5位ブリスミックス 猫用 チキン | 4,840円 (2kg) 公式サイト | 246円 | 口の中の環境を整えてくれる口腔内善玉菌K12配合 | 500g、1kg、2kg、6kg | フレッシュチキン | 352.9kcal/12.0%以上 | 小麦グルテンフリー |
※1日あたりの価格は、避妊去勢済み5㎏の成猫の場合になります。
※猫にも個体差があり私が個人的に調査した内容なので完璧を保障するものではありません。
※口コミは個人の感想であり、実感を保証するものではありません。
1位 カナガンキャットフード チキン
価格(税込み) | 当サイト特別価格! 初回半額の2,519円 定期価格 4,534円 通常価格 5,038円 |
1日あたりの価格 | 209円 |
内容量 | 1.5kg |
主原料 | チキン |
主な成分 | タンパク質34%以上、脂質16.7%以上、粗繊維3.25%以下、灰分10.7%以下、水分8%以下 |
カロリー | 405kcal |
対象年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | イギリス |
特徴 | 主原料チキンまたはサーモン60%以上/グレインフリー/人工保存料不使用/香料・着色料不使用/獣医師おすすめ |
公式サイト | カナガン公式 |
品質の良さから考えるとコストパフォーマンス抜群なのがカナガンです!
主原料にヒューマングレードのチキン生肉を60%以上も使用。
FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の厳しい基準をクリアした衛生管理、安全性ともにしっかりとしたペットフード専門の工場で製造しています。
味は、チキンのほかに生サーモンを利用したキャットフードもあります。
お魚好きさんにはそちらもおすすめです。
カナガンキャットフードの口コミ
吐き戻しが多いので、グルテンフリーを探していて、どのサイトを見ても大体上位にいるので気になり購入。まず袋を開けた瞬間の匂いの強さにびっくりしました(笑)
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食い付きも良く、今の所吐き戻しがないので良い感じです!
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2位グランツキャットフード チキン
価格(税込み) | 【初回価格】980円(500g1袋+サンプル50g×2袋) 【定期価格】4,800円1.5㎏(500g×3袋) 【通常価格】6,000円1.5㎏(500g×3袋) |
1日あたりの価格 | 250円 |
内容量 | 1.5㎏(500g×3袋) |
主原料 | 脱水チキン |
主な成分 | タンパク質36.00%以上、脂質17.00%以上、粗繊維4.50%以下、灰分8.50%以下、水分10.00%以下 |
カロリー | 361kcal |
対象年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | フランス |
特徴 | グレインフリー/ヒューマングレード/獣医師推奨/人工保存料不使用/香料・着色料不使用 |
公式サイト | グランツ公式 |
動物性タンパク質を71.8%以上も含むグレインフリーのキャットフードです。
糖質が24%以下と高タンパク、低糖質を実現。
体重が気になる猫にもおすすめです。
穀物、人工添加物(保存料、着色料、香料)一切不使用で食の安全性にも配慮。
また、1袋500gの小袋サイズ(密封チャック付き)なので、品質の劣化も安心ですね。
値段もお手ごろで、品質とコストパフォーマンスの両方を満たしているキャットフードです。
グランツキャットフードの口コミ
食いつきも良くカリカリと美味しそうに食べています。うんちも今までは緩めでしたが、この餌に変えてから艶のあるきれいなものが出るようになりました。
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無添加で安心して食べさせられるので、これからも続けて与えたいと思います。
初回限定980円!
3位 ニュートロキャットフード ナチュラルチョイス 穀物フリー アダルト チキン
価格(税込み) | 1,558円(500g) 4,793円 (2kg) |
1日あたりの価格 | 234円 |
内容量 | 500g、2kg |
主原料 | チキン(肉) |
主な成分 | タンパク質33.0% 以上、脂質16.0%以上、粗繊維4.0% 以下、灰分9.0%以下、水分10.0% 以下 |
カロリー | 375kcal |
対象年齢 | 成猫用 |
原産国 | アメリカ |
特徴 | グレインフリー/人工保存料不使用/香料・着色料不使用 |
公式サイト | ニュートロ公式 |
高品質なチキンを主原料に使用したグレインフリーのキャットフードです。
不要な添加物を含まず、厳選した自然材料を使用。
原材料は独自の厳しい検査基準で安全性と品質の維持に努めています。
消化吸収の健康維持、腸内環境の健康維持に配慮し良質でバランスの良い食物繊維を配合。
さらに、皮膚と被毛の健康維持のためのオメガ3&6脂肪酸をバランスよく配合するなど猫の健康にも配慮しされているキャットフードです。
ペットショップやホームセンターなどでも購入がしやすく続けやすいのも高ポイントでしょう。
ニュートロキャットフードの口コミ
色々なフードを試しましたが、今のところこれにたどり着きました。
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ねこちゃんそれぞれ違いがありますが、うちの子はこれがあってます。
4位 セレクトバランスキャットフード グレインフリー アダルト チキン
価格(税込み) | 1,210円(400g) 3,575円 (1.6kg) |
1日あたりの価格 | 233円 |
内容量 | 400g、1.6kg |
主原料 | チキン |
主な成分 | タンパク質30.0%以上、脂質15.0%以上、粗繊維5.5%以下、灰分 8.5%以下、水分 10.0%以下 |
カロリー | 365kcal |
対象年齢 | 成猫用 |
原産国 | 日本 |
特徴 | グレインフリー/人工保存料不使用/香料・着色料不使用/日本産 |
公式サイト | セレクトバランス公式 |
セレクトバランスからは、良質なチキンを第一主原料にしたキャットフードを紹介。
猫にとって消化が苦手な穀物不使用のグレインフーでお腹に優しいレシピとなっています。
また、クランベリーを配合して、猫に多い結石症に配慮、食物繊維をたっぷりと配合することで毛玉の排出を促進するなど猫の健康維持にも十分な配慮がされています。
合成添加物は不使用で日本産であることもおすすめのポイントです。
セレクトバランスキャットフードの口コミ
生まれてからずっと腸の調子が良くなく、中々良くなりませんでしたが、整腸能力のあるドライフードとこちらを混ぜて与えるようになったら とても良くなり、今はすっかり普通になり良かったです。
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グレインフリー、とても大切なワードだと改めて認識させられました。
5位 ブリスミックスキャットフード 猫用 チキン
価格(税込み) | 1,540円 (500g) 2,640円 (1kg) 4,840円 (2kg) 10,890円 (6kg) |
1日あたりの価格 | 246円 |
内容量 | 500g、1kg、2kg、6kg |
主原料 | フレッシュチキン |
主な成分 | タンパク質30.0%以上、脂質12.0%以上、粗繊維4.0%以下、水分10.0%以下 |
カロリー | 352.9kcal |
対象年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | カナダ |
特徴 | 小麦不使用/とうもろこし不使用/人工保存料不使用/香料・着色料不使用/ |
公式サイト | ブリスミックス公式 |
美味しさを維持するために、冷凍の肉や野菜を使わずに、新鮮な生肉とドライチキンを主要なタンパク源に使用したキャットフードです。
原材料は、人間が食べることのできるヒューマングレードで安心して与えることができます。
口の中の環境を整えてくれる口腔内善玉菌K12や、胃腸の働きを助ける乳酸菌EF2001を配合し猫の健康に配慮。
また、関節や軟骨を守るグルコサミンやコンドロイチンなども配合するなど、高齢猫の関節の健康にも配慮されています。
ブリスミックスキャットフードの口コミ
保護した時に猫風邪をひいていて治療後も、よく涙が出てたのですが、このフードを食べ出して涙目は無くなり、調子が良くなりました。
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6位 ナチュラルバランスキャットフード ウルトラプレミアム リデュースカロリーキャットドライフォーミュラ
価格(税込み) | 1,936円 (500g) 2,585円 (1kg) 6,820円 (2.85kg) |
1日あたりの価格 | 329円 |
内容量 | 500g、1kg、2.85kg |
主原料 | チキンミール(乾燥肉) |
主な成分 | タンパク質34.0%以上、脂質10.5%以上、粗繊維8.0%以下、水分10.0%以下 |
カロリー | 329kcal |
対象年齢 | 成猫・老猫・肥満猫用 |
原産国 | アメリカ |
特徴 | 低カロリー/ダイエット/人工保存料不使用/香料・着色料不使用/ |
公式サイト | ナチュラルバランス公式 |
コストパフォーマンスが気になるけれども、体重管理も必要だという猫におすすめのキャットフードです。
タンパク質や脂肪のバランスに配慮して、高い指向性を保ちつつもカロリーを抑えた減量用の総合栄養食です。
運動量が減った中高齢の猫の体重維持や、肥満の猫のダイエットにピッタリ。
去勢避妊後のキャットフードとしてもおすすめできます。
大袋は高品質なキャットフードとしては大変お得な値段です。
体重管理が必要な猫は検討してみてはいかがでしょうか?
ナチュラルバランスキャットフードの口コミ
美味しいみたいでよく食べます。ちょっと体重増えてきてるのでダイエットフード助かります。
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5gずつ小分けになってるのも風味が保たれて助かります。猫さんはグルメなので風味落ちたら食べなくなるんで、小分けになったフードがいっぱいあったら嬉しいなあといつも思ってます。
7位 ホリスティックレセピーキャットフード 猫用 7才まで
価格(税込み) | 880円 (330g) 3,740円 (1.6kg(400g×4)) 9,350円 (4.8kg(400g×12)) |
1日あたりの価格 | 205円 |
内容量 | 330g、 1.6kg(400g×4)、 4.8kg(400g×12) |
主原料 | 鶏肉 |
主な成分 | タンパク質32.0%以上、脂質19.0%以上、粗繊維5.0%以下、灰分8.0%以下、水分10.0%以下 |
カロリー | 365kcal |
対象年齢 | 成猫用 |
原産国 | アメリカ |
特徴 | 毛玉(ヘアボール)に配慮/人工保存料不使用/香料・着色料不使用/ |
公式サイト | 株式会社パーパス公式 |
「日本に住む猫のための、日本専用キャットフード」というコンセプトのキャットフードです。
日本の気候や住環境を配慮した子猫から7歳の成猫向けの比較的オーソドックスなレシピとなっています。
秘尿器系障害、毛玉、整腸、抗酸化作用、免疫力など猫と暮らしていたら気になる健康面にも配慮がされています。
また、米は使用されているものの、小麦不使用などアレルギーへの配慮も伺えますし、合成保存料・着色料・人工香料不使用なので安全性の高いキャットフードと言えるでしょう。
ホリスティックレセピーキャットフードの口コミ
子猫を購入する際に、ブリーダーに推奨されて購入しました。食い付きも良く美味しそうに食べてます。
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8位 ピュリナワンキャットフード 1歳から全ての年齢に グレインフリー チキン
価格(税込み) | 1,890円(1.6kg) |
1日あたりの価格 | 80円 |
内容量 | 1.6kg |
主原料 | チキン |
主な成分 | タンパク質35 %以上、脂質14 %以上、粗繊維2 %以下、灰分9 %以下、水分12 %以下 |
カロリー | 約 413 kcal |
対象年齢 | 1歳以上 |
原産国 | アメリカ |
特徴 | グレインフリー/合成着色料・香料不使用 |
公式サイト | ピュリナワン公式 |
コストパフォーマンス優先ならいちばんにおすすめしたいキャットフードです。
大きな袋の中は400g〜550g(内容量による)の小分けになっているので、大袋で購入しても品質の劣化の心配がありません。
コストパフォーマンスはかなり良いでしょう。
新鮮な肉を主原料にした嗜好性の高いグレインフリー仕様で、健康と安全面に配慮するなど品質も安心。
合成着色料、香料ともに不使用で、お手ごろな価格帯のキャットフードとしては、かなりの高ポイントです。
ピュリナワンキャットフードの口コミ
グレインフリーで安心。チキンが好きで飽きずによく食べてくれるので定期購入にしました。
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9位 ヒルズ サイエンス・ダイエットキャットフード アダルト 1~6歳 成猫用 チキン
価格(税込み) | 1,948円(1.4kg) 3,388円(2.8kg) |
1日あたりの価格 | 95円 |
内容量 | 1.4kg 、2.8kg |
主原料 | トリ肉(チキン、ターキー) |
主な成分 | タンパク質33.7 %、脂質21.4 %、粗繊維1.4 % |
カロリー | 416.1Kcal |
対象年齢 | 成猫用 |
原産国 | チェコ |
特徴 | 合成着色料・香料不使用 |
公式サイト | ヒルズ公式サイト |
お手ごろ価格でありながら、安心感のあるキャットフードのひとつがヒルズ サイエンス・ダイエットシリーズでしょう。
療法食も作っているメーカーだけあって、免疫力、消化、引き締まった筋肉や美しい被毛をサポートするなど健康面にもかなり気を遣っている印象です。
酸化防止剤には、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物など天然由来の物が使われており、安心して与えることができます。
ヒルズキャットフードの口コミ
以前、同じ商品のマグロ食べてましたが、チキンにしたら食い付きが全く間違いました。うちのコはチキン好きだったようです(笑)
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10位 ロイヤルカナンキャットフード インドア 室内で生活する成猫用
価格(税込み) | 1,108円(400g) 4,556円(2kg) 8,096円(4kg) 19,572円(10kg) |
1日あたりの価格 | 208円 |
内容量 | 400g、5kg、4kg、10kg |
主原料 | 小麦 |
主な成分 | タンパク質25.0 %以上、脂質11.0 %以上、粗繊維 11.6 %、水分6.5 %以下 |
カロリー | 374 kcal |
対象年齢 | 成猫用 |
原産国 | 韓国 |
特徴 | 高繊維/主原料はすべて天然由来原料/毛玉(ヘアボール)に配慮 |
公式サイト | ロイヤルカナン公式 |
動物病院でもお勧めされることの多いロイヤルカナンのキャットフードです。
室内で暮らす猫に特化した「インドア 室内で生活する成猫用」は、運動が不足しがちな室内飼いの猫に配慮したレシピになっています。
消化率の非常に高い超高消化性タンパクと適切な食物繊維量で消化吸収率を高めることで、猫飼いのお悩みのひとつ、うんちの臭いや量を軽減します。
低脂質なので避妊・去勢をした猫の体重管理にもおすすめです。
ロイヤルカナンキャットフードの口コミ
🐱🐱保護猫2匹を迎えてから丸6年、こちらを愛用しています。健康面・体格などなんの問題もなく健やかに過ごしています。他のフードやオヤツも与えていますが、主食はコレですね✌
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コストパフォーマンスの良いキャットフードを選ぶべき理由
コストパフォーマンスの良いキャットフードをおすすめする大きな理由は、飼い主さんの負担が少ないこと、グルメな猫にも対応しやすいことが挙げられるでしょう。
- 経済的な負担が少なくつづけやすい
- 値上げにも対応しやすい
- 気軽にいろんなキャットフードを試せる
コストパフォーマンスの良さは値段だけで決まるわけではありませんが、買い求めやすい価格帯のものが多いです。
そのため、経済状況の変化や昨今のキャットフードの相次ぐ値上げにも対応しやすいでしょう。
また、グルメな猫の場合は、せっかく買ったのに食べてくれない、短期間で飽きてしまうという場合もあります。
そのような場合にも、ほかのキャットフードを試したり、お気に入りのキャットフードを探したりもしやすくなるでしょう。
安全でコストパフォーマンスの良いウェットフードはあるの?
結論からいうと、残念ながら一般的に、キャットフードはドライフードよりもウェットフードのほうが高コストです。
ウェットフードは安いものでも100円くらいで、高価なものだと1000円以上にもなります。
多くのウェットフードの1日の給与量は1缶(1袋)では、足りません。
そのため、最低でも1日200円ほどのコストがかかることになります。
一方でドライフードは、高価格帯のキャットフードでも4kgの猫の場合は200円程度です。
安価なドライフードであれば、100円未満の商品も。
ウェットフードはもともと高いうえに、給与量も多いため、どうしてもコストがかかってしまうのです。
とはいえ、ウェットフードにもいくつかのメリットがあります。
- 食べるだけで水分補給ができる
- 下部尿路系疾患の予防が期待できる
これらは、あまり水を飲まない猫や泌尿器疾患の多い猫にとっては見逃すことのできないメリットです。
ドライフードといっしょに与えるなど、コストを抑えつつも毎日の食事に取り入れる工夫をしてみてはいかがでしょうか?
コストパフォーマンスの良いキャットフードの注意点
コストパフォーマンスの良いキャットフードフードは、コストを下げるためにさまざまな工夫がされています。
穀物を多めに配合する、安価なミートミール、肉副産物を主原料にしているキャットフードも多く、肉や魚の種類がまったくわからないものもあります。
ただし、それがすべて危険だと言うわけではありません。
コストパフォーマンスの良いキャットフードを選ぶ際に注意してほしい点についてまとめます。
上述の内容と重なる部分もありますが、さらに詳しく掘り下げていきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
安価なキャットフードと高価なキャットフードの違い
安価なキャットフードと高価なキャットフードのいちばんの違いはなんと言っても原材料です。
当然ですが、安く提供するためには原材料のコストを抑えなければいけません。
そのためには、主原料には安価なミートミールや肉副産物を使用することになります。
高価なプレミアムキャットフードで使われているような安全性の高いヒューマングレードやオーガニックなどのこだわりの食材を使用することはできません。
また、農場指定やトレーサビリティのしっかりしている肉を使用すると言った透明性の確保も無理があるでしょう。
安価なキャットフードだから危険だ、粗悪だというわけではありませんが、高価なキャットフードと比べるとどうしても原材料の安全性には差が出てしまうのは避けられません。
また、安価なキャットフードはグレイングリーが少ない傾向にあります。
コストパフォーマンスの良いキャットフードを選ぶなら、コストだけを優先せずに、原材料の安全性にも目を向ける必要があるでしょう。
安価なキャットフードは原材料に不安があるものも
上記のように、安価なキャットフードは原材料の安全性や質に対しての不安があると言わざるを得ない商品もあります。
動物性タンパク質の質やどのような動物が使われているのかが曖昧な商品も少なくありません。
安価であってもせめても、使われている動物や魚の種類は把握しておきたいものです。
また、肉の種類や品質が安定していないと、キャットフードの色をきれいに見せるために着色料を使用したり、食いつきを良くするために香料を使用したりする場合もあります。
そのほかにも、危険性が指摘されている酸化防止剤や保存料が含まれている可能性のあります。
良く使われているものには以下のものがあります。
安全性を重視するならば、できるだけ避けたほうが良いでしょう。
- BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
- BHT(シブチルヒドロキシトルエン)
- エトキシキン
- 亜硝酸ナトリウム
- フルビル酸カリウム
安価なキャットフードは穀物が多くなりがち
肉や魚はコストが高くなるので安価なフードには含有量が少ない傾向があります。
すると、必然的に穀物が多くなりがちです。
また、グレインフリーでも安価な商品では、豆類やいも類が多く含まれていることも少なくありません。
このようなこともあって、安価なキャットフードは「かさ増しのために穀物を大量に使っている」といった噂があるほどです。
かさ増しかどうかについては分かりませんが、安価なキャットフードは穀物が多くなりがちなのは間違いありません。
しかし、加熱した穀物であれば、猫も無理なく消化吸収できますし、穀物に含まれるビタミンなど猫にとって有益な栄養素もあります。
決して、穀物もデメリットばかりでないことは知っておくべきでしょう。
ただし、含有量が多くなると胃腸の負担になるため、なるべく少ないキャットフードを選ぶことをおすすめします。
アレルギーのリスクがある原材料が含まれているかも
コストパフォーマンスを優先するとどうしてもグレインフリーの選択肢は少なくなりがち。
穀物入りのキャットフードを選択肢に含めるというケースも多いのではないでしょうか。
そうなると心配なのが穀物アレルギーのリスクです。
とうもろこしや小麦などの穀物にアレルギー反応を示す猫もいますので、注意が必要でしょう。
また、ミートミールや肉副産物など、使われている動物の種類が明確ではない、限定されていない場合も注意が必要です。
アレルギーの原因となる肉を口にしてしまうリスクがあります。
猫のアレルギーでは、穀物よりも、牛肉や魚、鶏肉のアレルギーのほうが多いため種類がはっきりしないキャットフードは避けるべきです。
そのほか、添加物に対してアレルギー反応を示す猫もいます。
コストパフォーマンスを優先した安価なキャットフードには、多くの合成添加物が含まれている可能性がありますので注意が必要でしょう。
1ヶ月で食べきれるサイズの袋にする
最近のキャットフードの高騰ぶりを考えると、ついついコストパフォーマンス優先でお得な大袋を選びたくなるかもしれませんね。
ですが、内容量が多すぎるキャットフードは考えものです。
愛猫の給与量や飼育頭数を考慮して、1ヶ月以内に食べきれるサイズのキャットフードを購入するようにしましょう。
キャットフードに酸化防止剤や保存量など品質を保つための添加物が含まれていますが、それでも、開封後は少しずつ劣化していきます。
キャットフードが劣化すると、酸化して匂いや食いつきが悪くなりますし、がんなどの病気を引き起こす原因にもなり得ます。
一般的に開封後は1ヶ月ほどで食べきるようにとしているメーカーが多いです。
どうしても食べきれない場合は、開封後すぐにキャットフード用の密閉できる保存袋に入れる、密閉して冷凍保存することをおすすめします。
まとめ
安全でコストパフォーマンスの良いキャットフードがあれば、試してみたいという飼い主さんは多いでしょう。
しかし、コストパフォーマンスを優先するあまり、安全性度外視になってしまってはいけません。
動物性タンパク質の種類や品質、添加物などに注目し、安全性の高いキャットフードを選ぶようにしましょう。