キャットフードでネット検索をすると「グレインフリー」の文字見かけることはありませんか?
グレインフリーとは「穀物を使用していない」ことを指します。
しかし、猫ちゃんにどのように関係しているのか分からない方も多いのではないでしょうか。
グレインフリーキャットフードは猫ちゃんにとってメリットがたくさんあることから愛猫家から選ばれています。
そこで今回は、動物取扱責任者の資格を持つ私がグレインフリーの魅力を解説しながら、おすすめのグレンフリーキャットフード5選をランキング形式で紹介していきたいと思います!
この記事を書いた人
保有資格:小動物看護士/ペット販売士/トリマーB級/ハンドラーC級/訓練士補/二級愛玩動物飼育管理士/第一種動物取扱業登録/動物取扱責任者
JKC公認トリマー養成機関で2年犬や猫に関する様々な知識や技術を学び、多数の資格をとる。トリミングサロンStar seaを経営。
目次
キャットフードになぜグレインフリーが選ばれるのか?
キャットフードにグレインフリーが選ばれるポイントとして2つ理由があります。
- 猫の胃腸に負担をかけない。
- 穀物アレルギーに猫におすすめ。
ネコ科であるライオンが肉を食べているように、猫は本来肉食動物です。
猫が穀物の消化が苦手だと言われているのは、昔の由来が関係しているからだと言われています。
販売されている穀物入りのキャットフードは加熱や加圧処理がきちんとされているため、猫ちゃんも安全に食べることができますが、穀物を過剰に摂取するのは良くありません。
また、穀物アレルギーを持っている猫ちゃんにはグレインフリーのキャットフードを選ぶことで、アレルギーの発症をおさえるメリットもあります。
グレインフリーのキャットフードは穀物を使わないぶん肉や魚がメインなので、価格がやや高めです。
しかし猫ちゃんの健康を考えるのならグレインフリーのフードが最適と言えるでしょう。
おすすめのグレインフリーキャットフードを選ぶポイント
おすすめのグレインフリーキャットフードを選ぶうえで大切なポイントは3つあります。
- 穀物不使用。
- 余分な添加物も不使用。
- 年齢に合わせて選ぶ。
グレインフリーキャットフードの基本は穀物不使用!
基本ですが、グレインフリーキャットフードには穀物が使用されていないフードを選びます。
安価なキャットフードにはトウモロコシや米などの穀物が主原料となっているものがあります。
キャットフードに穀物が入っているからといって害があるわけではないのですが、多すぎる穀物は猫ちゃんの胃腸に負担をかけるのでおすすめしません。
たくさんのタンパク質を必要としている猫ちゃんにとって肉や魚は大事なエネルギー源になりますが、グレインフリーキャットフードには主原料として肉や魚が使用されることが多いため、猫の体にも合っています。
また、肉や魚の種類がしっかり書かれているキャットフードは信頼できるので、原材料を確認しておくといいでしょう。
お肉かお魚どちらをメインにしようか悩んでいる方は、猫ちゃんが良く食べてくれる方にしてあげましょう。
余分な添加物を使用していないものを選ぶ!
猫ちゃんの健康を第一に考え、余分な添加物を使用しないフードを選びましょう。
人間でも無添加やオーガニックなど自然本来の食事が好まれるようになってきていますよね。人工添加物はなるべく取らない方が健康にいいことが知られています。
しかしキャットフード中には栄養を添加するための「栄養添加物」や酸化を防止するための「酸化防止剤」など必要な添加物もあるため、すべての添加物が必要ないとは言えません。
添加物の中でも人工添加物と言われる「着色料、香料、保存料」などを控えることが大切になってきます。
キャットフードは多く脂質を使うため、とても酸化しやすくなっています。
酸化防止剤はフードの酸化を防ぎ品質を保つには欠かせない添加物ですが、中には発がん性のリスクを高めてしまうものもあるため、なるべく避けることが◎
もし酸化防止剤を使うキャットフードを選ぶ場合には、天然由来の「ローズマリー抽出物」「緑茶抽出物」などを使用しているフードがおすすめです。
子猫やシニア猫など年齢に合わせて選ぶ!
年齢によって必要な栄養素やエネルギーは違ってくるので、ライフステージに合ったフードを選択する必要があります。
子猫には栄養素が高い子猫用、シニア猫には腎臓に負担のかからないシニア猫用など、年齢に合ったフードは幼猫期や超高齢の猫ほど大事です。
年齢に合わせたフードも良いですが、全年齢対応のフードは栄養バランスを考えて作られているため、子猫やシニア猫に与えても問題ありません。
年齢だけではなく、避妊去勢手術のあとのもフードを切り替えるタイミングです。術後は運動量が減少するため、同じ食事をしていると太りやすくなってしまいます。
今回紹介するグレインフリーキャットフードのほとんどが全年齢対応のキャットフードになりますが、猫ちゃんの年齢や運動量などを見極めて適切なフードを与えましょう。
グレインフリーキャットフードおすすめランキング5選!
※猫にも個体差があり私が個人的に調査した内容なので完璧を保障するものではありません。
※口コミは個人の感想であり、実感を保証するものではありません。
商品名 | 最安値 | 特徴 | 内容量 | 主原料 | カロリー100gあたり/脂質 | グレインフリー / グルテンフリー | 危険な添加物 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位カナガン チキン | 当サイト限定価格 初回半額 2,519円 公式サイト | 主原料チキン60% 獣医師おすすめ | 1.5㎏ | チキン | 405kcal/16.7%以上 | グレインフリー | 不使用 | 公式サイト |
2位モグニャン | 当サイト限定価格 初回半額 2,519円 公式サイト | 主原料白身魚 食いつきいい | 1.5㎏ | 白身魚 | 379kcal/11%以上 | グレインフリー | 不使用 | 公式サイト |
3位犬猫生活 | 5,258円 公式サイト | 国産 食材の産地表示 | 1.5㎏(750g×2袋) | 鶏肉/魚 | 373kal/15%以上 ※鶏肉の場合 | グレインフリー | 不使用 | 公式サイト |
4位グランツ | 初回限定 980円 (500g×1袋⁺50g×2袋) 公式サイト | ローテンションしながら与えられる | 1.5㎏(500g×3袋) | チキン/サーモン | 361kcal/17% ※チキン&サーモンの場合 | グレインフリー | 不使用 | 公式サイト |
5位ジャガー | 4,534円 公式サイト | タンパク質80%以上栄養満点 | 1.5㎏ | 骨抜きチキン生肉 | 383.5kcal/20%以上 | グレインフリー | 不使用 | 公式サイト |
※全て購入して調査しています。
- カナガンチキン
- カナガンサーモン
- カナガンデンタル
- ジャガー
- ハッピーキャット
- オールウェル
- アーテミス
- ハロー
- ロイヤルカナン
- セレクトバランス
- メディファス
- モグニャン
- ピュリナワン
- 犬猫生活
- ニュートロ
- モンプチ
- ねこ元気
- 銀のスプーン
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- デリッシュレシピ
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- ラシーネ
- ミャウミャウ
- 和の極み
- すごい乳酸菌クランキー
- プライムレシピ
- シーバ
- サイエンスダイエット
- 懐石
- カルカン
- キャネット
- グランツ
- ファインペッツ
1位カナガンキャットフード チキン
価格(税込) | 当サイト特別価格! 今なら初回半額の2,519円 定期価格 4,534円 通常価格 5,038円 |
内容量 | 1.5kg |
対応年齢・猫種 | 全年齢・猫種対応 |
原産国 | イギリス |
主原料 | 鶏肉 |
カロリー(100gあたり) | 405kcal |
公式サイト | カナガン公式 |
カナガンキャットフードチキンは原材料に肉が60%以上も使われている高タンパクなキャットフードです。
もちろんグレインフリー(穀物不使用)レシピ!穀物の代わりにサツマイモ、ジャガイモを使用しているため食物繊維もたっぷりで、便秘気味の猫ちゃんにもおすすめ!
ペット先進国イギリスで作られたカナガンキャットフードは、厳しい基準をクリアして出荷され、1つ1つ製造番号がつきます。さらに、何かしらのトラブルが起きた場合に追跡できるようになっているため、外国産フードですが安心です。
原材料や品質にこだわっているカナガンは39カ国の愛猫家から愛されている歴史あるキャットフードで愛猫家からの人気が高いこともポイント!
グレインフリーキャットフードの中でも「食材、安全性、口コミ」など全体的な評価が高めなことから1位にしました!
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2位モグニャンキャットフード
価格(税込) | 当サイト特別価格! 今なら初回半額の2,519円 定期価格 4,534円 通常価格 5,038円 |
内容量 | 1.5kg |
対応年齢・猫種 | 全年齢・猫種対応 |
原産国 | イギリス |
主原料 | 白身魚 |
カロリー(100gあたり) | 379kcal |
公式サイト | モグニャン公式 |
モグニャンは白身魚を65%以上も使用したイギリス産のキャットフードです。
白身魚を使うことで匂いや味わいを良くし、愛猫が食いついてくれるフードになっています。
トウモロコシや小麦などの穀物は使用せずに、タピオカやサツマイモなどを代用したグレインフリーレシピ。
モグニャンの食材の1つであるサーモンオイルには、オメガ3、6脂肪酸が含まれており、猫ちゃんの関節や皮膚トラブルを予防してくれる効果が期待できます。
また、食材だけでなく製造工程でも安全性が高く、欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF) の厳しい基準のもと作られているのも安心できますね。
猫ちゃんの健康を第一に考えて作られたモグニャン。当サイトに限り初回半額の価格で購入することができます!ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
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3位犬猫生活キャットフード
価格(税込) | 定期価格5,258円 通常価格6,908円 |
内容量 | 1.5kg(750g×2袋) |
対応年齢・猫種 | 全年齢・猫種対応 |
原産国 | 日本 |
主原料 | 鶏肉/魚 |
カロリー(100gあたり) | 373kcal ※鶏肉の場合 |
公式サイト | 犬猫生活公式 |
犬猫生活キャットフードは主原料に国産の鶏肉を使用したタンパク質が豊富なキャットフードになります。
犬猫生活キャットフードの最大の魅力は安全性の高さです。1つ1つの食材の産地が公開されているキャットフードは珍しいです。
グレインフリーレシピですが良質なサツマイモやジャガイモ、豆類を使うことで栄養価が高いキャットフードになっています。
猫ちゃんはもともと肉食動物なのですが、そのことを考慮し肉や魚がふんだんに使われていることも魅力的です。
犬猫生活の売り上げの20%は「犬や猫の殺処分0活動」に充てられます。キャットフードだけではなく会社としても素晴らしいなと感じました。
国産で安心できるのはもちろんのこと、製造工場は厳しい基準をクリアした日本工場です。
安心して猫ちゃんに与えられる”国産のグレインフリーキャットフード”を探している方にはぴったりのフードでしょう。
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4位グランツキャットフード
価格(税込) | 初回定期価格:980円 (500g1袋+他の2種類50g×2袋) 定期価格:4,800円 通常価格:6,000円 |
内容量 | 500g×3袋 |
対応年齢・猫種 | 全年齢・猫種対応 |
原産国 | フランス |
主原料 | チキン |
カロリー(100gあたり) | 361kcal |
公式サイト | グランツ公式 |
グランツキャトフードは「おいしい」と「安全」を兼ね備えたキャットフードです。
主原料はチキンかサーモンを選択することが可能です。好き嫌いが激しい子には2種類を合わせた「チキン&サーモン」がおすすめ!
チキンとサーモンを使用している割合が多いため猫ちゃんの食いつきも期待できます。
グランツキャトフードは猫の体に負担をかけないためにグレインフリーレシピです。様々な果物や野菜を使うことで1日に必要な栄養をしっかり摂ることができます。
さらに人工添加物は一切不使用!500gずつに小分けされており、新鮮なフードのまま与えることができます!
愛猫がグランツキャトフードを食べるか不安な方は「お試しサンプルセット」を注文してみるといいでしょう。
ごちそう定期便初回セット980円!
5位ジャガーキャットフード
価格(税込) | 定期価格4,534円 通常価格5,038円 |
内容量 | 1.5kg |
対応年齢・猫種 | 全年齢・猫種対応 |
原産国 | イギリス |
主原料 | 鶏肉、サーモン |
カロリー(100g当たり) | 383kcal |
公式サイト | ジャガー公式 |
ジャガーは「生の鶏肉、鴨肉、生サーモン、生マス」をふんだんに使用したイギリス産のキャットフードです。
様々な動物性タンパク質を使うことで食いつき抜群に。
子猫は成長においてエネルギーをたくさん必要としますが、ジャガーのタンパク質の成分値はなんと40%以上!栄養満点なので子猫にもおすすめのキャットフードです。
また、子猫でも食べやすいように粒が小さめなので、ふやかす手間もありません。
全年齢対応なので多頭飼いの飼い主さんにもおすすめです!
グレインフリーキャットフードに迷ったときは「カナガン チキン」がおすすめ!
- 原材料の60%以上が肉なので、肉食動物である猫の食いつきに期待できる。
- 消化の苦手な穀物を使用しない”グレインフリーレシピ”。
- ヒューマングレードのチキン生肉で安全に食べれる。
- 健康維持促進の効果が期待できるオメガ3脂肪酸が多く配合されている。
- 腸内環境を整えてくれるような成分を配合。
- 子猫∼老猫まで与えることができる。
- 成長期で栄養たくさん必要な子猫におすすめ。
- 小粒で食べやすい。
カナガンキャットフードチキンは米やトウモロコシなどの穀物を使用しない”グレインフリーレシピ”なので、猫ちゃんの消化に負担をかけません!
原材料には多くの動物性タンパク質を使うことで、猫ちゃんへの食いつきもよく、口コミや評判でも「よく食べてくれる」といった声をみかけます。
良質なタンパク質をしっかり摂ることができるフードなので、愛猫の日々の健康をサポートしてくれるでしょう。
お試しがないのが残念ですが、当サイトからの購入で初回に限り半額の価格で購入することができます!気になる方はカナガン公式サイトをチェックしてみてくださいね。
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シニア猫におすすめのグレインフリーキャットフードは「モグニャン」
モグニャンはシニア猫にもおすすめのキャットフードです!
超高齢になってくると高タンパクすぎるキャットフードは内蔵に負担をかけてしまう可能性があります。
モグニャンはタンパク質が27%以上と高すぎず、低すぎないバランスがとれたフードです。そのため、シニア猫の内臓にも負担をかけにくいでしょう。
また主原料に白身魚を使用しているので、脂質も控えめ!運動量が少なくなったシニア猫にもモグニャンはぴったりでしょう!
ただし、内蔵に異常がある場合は獣医師の判断にしたがってキャットフードを選び与えてください。
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グレインフリーのデメリットとは?
グレインフリーのデメリットは2つあります。1つ目は市販で販売されているキャットフードよりも値段が高いことです。
グレインフリーにするということは価格が安い穀物を使わないということです。肉や魚などを主原料とすることで価格がどうしても高くなってしまうのです。
愛猫のため出費が多少増えてしまうのは仕方がないと思うかは飼い主さん次第でしょう。
デメリットの2つ目は、キャットフードに含まれるタンパク質が多くなってしまうことです。
穀物の代わりに肉や魚の量が増えてしまうため、タンパク質が多くなってしまいます。
成長期の子猫は多くのタンパク質を必要としますが、老猫(シニア)には内蔵の負担になることもあるので注意が必要でしょう。
また腎臓病がある猫にも、タンパク質が多くなってしまうグレインフリーキャットフードはおすすめしません。
愛猫の年齢によってはグレインフリーがデメリットとなってしまうこともあるため、注意が必要でしょう。
グレインフリーキャットフードのQ&A
まとめ
- 穀物が入っていないお肉やお魚がメインのフードを選ぶ。
- 年齢に合わせて選ぶ。
- 人工添加物が入っていないフードを選ぶ。
おすすめするグレインフリーキャットフードをランキング形式でご紹介しました。気に入ったキャットフードは見つかったでしょうか?
グレインフリーのキャットフードは猫ちゃんの消化を助けるだけではなく、アレルギーケアとしても選ばれることが多いです。
病院へ行っても原因不明な下痢や嘔吐に悩まされている猫ちゃんは、今食べているキャットフードが身体に合っていないのかもしれません。
毎日与える食事だからこそ、慎重に選んであげるといいでしょう。
参考文献・参考サイト
環境省_ペットフード安全法基準規格等 [動物の愛護と適切な管理]