【2024年】食物アレルギー対策におすすめのキャットフードランキング5選!動物取扱責任者が厳選して選びました

猫 アレルギー

猫がアレルギーをおこすと主に皮膚の痒みや下痢、嘔吐の症状が現れます。皮膚の痒みに耐え切れず引っ掻くことで悪化する場合もあるため早めの対処が必要です!

猫のアレルギーのなかでも食物アレルギーはキャットフードを変えることで改善されることもありますが、どのようなキャットフードを選べばいいのでしょうか。

そこで今回は、動物取扱責任者の資格を持つ私が食物アレルギー対策におすすめのキャットフードをランキング形式で紹介していきます。

アレルギー対策におすすめのキャットフードの選び方

アレルギー対策のキャットフードを選ぶポイントは3つあります!それぞれのポイントを押さえ説明してきましょう。

低アレルゲンのフードを選ぶ

猫のアレルギーの原因になりやすい食材を避けたフードを選びましょう!

実は猫が生きてくうえで必要なタンパク質は、アレルギーの原因(アレルゲン)になってしまう可能性があります。

アレルギーの原因になりやすい食材
  • 肉(牛肉、豚肉、鶏肉)
  • 小麦、トウモロコシ
  • 大豆

ここに書かれているアレルギーの原因になりやすい食材は、全ての猫に当てはまるわけではありません。

しかし、なるべく避けることによってアレルギーのリスクを減らすことができます。

主原料のタンパク源は少ない方が良い

タンパク質は猫のアレルギーの原因になってしまいます。複数のタンパク源のフードはアレルゲンの食材を特定しにくくなるのでおすすめしません。

なるべくタンパク源を1種類に絞ったキャットフードを選びましょう。

タンパク源が複数のフードとは「お肉やお魚の2種類タンパク源が含まれているフード」「お肉でも牛肉、鶏肉など2種類以上のお肉が使われているフード」のことです。

また魚はサーモンよりも白身魚がアレルギー予防に良いとされています。

グレインフリー(穀物不使用)を選ぶ

アレルギーの原因になりやすい食材の「小麦、トウモロコシ、お米」などの穀物が使用されていないグレインフリーフードを選びましょう。

穀物は猫の食物アレルギーの原因にもなり、消化にも良くありません。

猫にとって穀物はデメリットの方が多いため、避けたほうがいいと言われています。

さらに穀物は糖質を多く含むので太りやすい猫にもおすすめしません。

最近ではグレインフリーキャットフードを選ぶ飼い主さんが増えてきています。購入の際に原材料名をチェックしてみて穀物の有無を確認してみるといいでしょう。

アレルギー対策におすすめのキャットフード5選

1位 モグニャン

モグニャンパッケージ
価格(税込み)当サイト特別価格!
今なら初回半額の2,519円
定期価格 4,534円
通常価格 5,038円
主原料白身魚
内容量1.5㎏
対応年齢全年齢対応
原産国イギリス
公式サイトモグニャン公式サイト

モグニャンは主原料に白身魚のみを使用したキャットフードです。白身魚はアレルギーの原因になりにくい食材なのでアレルギー対策にはぴったりの食材ですね。

穀物は使用しておらず、卵や大豆といったアレルゲンになりやすい食材も使用していないことからアレルギー体質の猫にはかなりおすすめ!

バランスの良い栄養が含まれており、全年齢対応フードなので様々なライフステージの猫に与えることもできます。

アレルギー対策だけではなく食いつきも良いのがモグニャンの魅力です!

栄養バランスがとれたフードでアレルギーケアをしたい猫はモグニャンを試してみましょう。

当サイト特別価格!なら初回半額の2,519円!

2位 カナガン チキン

カナガンチキンキャットフード
価格当サイト特別価格!
今なら初回半額の2,519円
定期価格 4,534円
通常価格 5,038円
主原料チキンorサーモン
内容量1.5㎏
対応年齢全年齢対応
原産国イギリス
公式サイトカナガン公式サイト

カナガンキャットフードチキンの肉の使用率は60%以上!ヒューマングレードで安全なキャットフードです。

原材料には、猫ちゃんの好むチキンが多く使われているため、食いつきに期待できます!

2種類のオリゴ糖を配合し胃腸の弱い猫にも安心して与えることができ、チキンの他にも野菜、果物、ハーブなど様々な食材を取り入れることで栄養満点!

グレンフリーレシピなので、穀物アレルギーの猫ちゃんにも与えることができます。

チキンアレルギーがある猫ちゃんにはカナガンキャットフードサーモンを選択することが可能です。

当サイト特別価格!初回半額の2,519円!

3位 ネスレ日本 ピュリナ ワン『グレインフリー(穀物不使用) 白身魚』

画像参照:Amazon
価格1,600円(税込み)
主原料白身魚
内容量1.6㎏
対応年齢1歳∼
原産国アメリカ
Amazon通販サイトAmazon

主原料にはアレルゲンになりにくい白身魚を使用。タンパク質がしっかり摂れてアレルギーケアができます。

穀物を使用していないグレインフリーですが、対象年齢が1歳からなので子猫に与えることはできません。

また大豆タンパクが含まれているので、大豆アレルギーの猫には注意が必要でしょう。

ピュリナ ワン(グレインフリー(穀物不使用) 白身魚)は価格が安く手軽購入しやすいことが魅力的です。

コスパの良いアレルギーケアキャットフードをお探しの方におすすめ!

4位 ニュートロ ナチュラルチョイス 穀物フリー アダルトサーモン

画像参照:Amazon
価格3,100円
主原料サーモン
内容量2kg
対応年齢1歳∼
原産国アメリカ
Amazon通販サイトAmazon

アレルギー対策におすすめのキャットフード4位はニュートロ ナチュラルチョイス 穀物フリー『アダルトサーモン』になります。

ニュートロナチュラルは自然素材を活かした栄養総合食のキャットフードです。

主原料のタンパク源はサーモン!お肉ではなくお魚を使用することで少しでもアレルゲンを減らす対策をしています。

穀物フリーと書かれているように、穀物は一切使用していません。

原材料にある鶏油や大豆油は少量だと思いますが、少量でもアレルギーを起こしてしまう可能性もあるので様子を見ながら与えると良いでしょう。

5位 グランツ サーモン成猫用

画像参照:Amazon
価格初回定期価格:980円
(1袋⁺他の2種類50g×2袋)

定期価格:4,800円
通常価格:6,000円
主原料サーモン
内容量1.5㎏
対応年齢1歳∼
原産国フランス
公式サイトグランツ公式サイト

アレルギー対策におすすめのキャットフード5位は「グランツ サーモン成猫用」 になります。

グランツキャットフードはフランス産のフードになります。

3種類のキャットフードが展開されていますが、アレルギー対策におすすめなのは「グランツ サーモン成猫用」です。原材料の48%がノルウェーで獲れた新鮮なサーモンを使用しています。

「グランツ チキン&サーモン」の方は全年齢対応ですが、こちらのフードは成猫用で子猫に与えることはできないので注意してください。

グランツ サーモン成猫用は穀物や人工添加物を使わないことで猫の胃腸に負担をかけることなく食事ができます。

動物性タンパク質では不足してしまう栄養を野菜や果物でバランスよく配合されていますが、食材にアレルゲンになりやすい食材は使用していません。

サーモン好きな猫におすすめのキャットフードになっています。

ごちそう定期便初回セット980円!

ここで紹介したアレルギー対策におすすめのキャットフードは個人差があります。食物アレルギーがある猫には、原材料を確認したうえで与えるようにしてください。万が一アレルギー症状がひどくなるようなら、すぐに中止して病院へいきましょう!

猫のアレルギー対策におすすめのおやつ

アレルギーを気にして猫におやつを与えられないのは辛いですよね。食物アレルギーがある猫はおやつの原材料も注意していかなければなりません。

現在ではおやつを気軽に与えれるようアレルギー対策用のおやつなどが販売されています。

キャットフードだけではなくおやつもアレルギーケアをしたい飼い主さんに、猫におすすめのアレルギー対策おやつをご紹介していきたいと思います!

モンプチ クリスピーキッス 厳選白身魚

画像参照:Amazon
原材料名

白身魚、チキン、キャッサバ粉、えんどう豆でんぷん、卵、牛脂、えんどう豆たんぱく、たんぱく加水分解物、酵母、キャノーラミール、えんどう豆繊維、ミネラル類(リン、ナトリウム、クロライド)、ビタミン類(E、C)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)

モンプチ クリスピーキッス 厳選白身魚は低アレルゲンの白身魚を使用しているアメリカ産のおやつになります。

グレインフリー(穀物不使用)ですが卵を使用しているので、卵アレルギーの猫には与えられません。

猫の身体に優しいミックストコフェロールを酸化防止剤に使用しているため安心して与えることができます。

Amazonの口コミでは星4.5と高評価でした!

内容量は72gお値段も414円とリーズナブルな価格になっているので、購入しやすいところがおすすめポイントです。

ウェルネス キトルズ  ツナ

画像参照:Amazon
原材料名

ツナ、ひよこまめ、えんどう、じゃがいも、チキンミール、白身魚ミール、クランベリー、ブルーベリー、鶏脂、粗挽き亜麻仁、サーモン油、調味料、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物)

ウェルネス キトルズ ツナは主原料にツナを使用したアメリカ産のおやつです。

原材料はグレインフリー(穀物不使用)で、アレルゲンになりやすい食材はチキンミールのみになっています。

Amazonの口コミは星4.1で、悪い口コミは少なくとても好印象です。内容量は56gお値段は605円になります。

粒の形がハート形や星形なのでSNS映えにもなることがおすすめポイントです。

猫にはどんなアレルギーがあるの?

猫にはアトピー性皮膚炎、ノミアレルギー性皮膚炎、食物アレルギーの3種類のアレルギーがあります。

  • アトピー性皮膚炎 →花粉、カビ、ダニに接触することで起こるアレルギー反応。
  • ノミアレルギー性皮膚炎→ノミの唾液に反応して起こるアレルギー反応。
  • 食物アレルギー→特定の食べ物を摂取することで起こるアレルギー反応。

アトピー性皮膚炎とノミアレルギー性皮膚炎は主に皮膚の痒みを伴いますが、食物アレルギーは皮膚の痒み以外に下痢や嘔吐といった症状も見られます。

また食物アレルギーはアレルゲンになる特定の食材を食べさせないことで、アレルギーの発症を抑えますが、 アトピー性皮膚炎とノミアレルギー性皮膚炎の原因になる花粉、ダニ、ノミなどは全て排除することはできないので完治は難しいでしょう。

猫のアレルギーの検査費用

猫のアレルギーを検査する方法は主に4つあります。

  • 皮内反応試験
  • アレルゲン特異的IgE検査
  • リンパ球反応試験
  • 除去食試験

病院によって検査方法や値段は異なりますが、猫のアレルギーを全て特定する検査費用は約35.000円と高額です。

なるべくアレルゲンを絞り特定できるようならもう少し費用を抑えられるでしょう。

「アレルゲン特異的IgE検査」や「リンパ球反応試験」は血液検査を行いますが、 除去食試験は食事だけでアレルギーを特定する方法です。

除去食試験とは今まで食べてた食事をやめて、アレルギーの原因ではない食材を使ったキャットフードのみを2ヶ月与えます。この除去食でアレルギー症状が無くなった場合は食物アレルギーであると断定できます。

除去食を与えながらアレルギーの原因になっている可能性がある食材を1週間ずつ加えていき(小麦、牛肉など)アレルギーの症状が出た食材がアレルゲンと特定することができるでしょう。

お家で除去食試験を行うことも可能ですが、病院で診てもらったほうが確実です。

アレルギー検査は高額なので、なるべくアレルゲンの少ないキャットフードを選ぶことをおすすめします。

まとめ

ここではアレルギー対策におすすめのキャットフードをご紹介しましたが、キャットフードを変えてみてもアレルギー症状がなくならない場合は病院で診てもらいましょう。

選び方のポイント
  • 低アレルゲンのフードを選ぶ
  • 主原料のタンパク源は少ない方が良い
  • グレインフリーを選ぶ

紹介したキャットフードや選び方のポイントを参考に、愛猫に合うキャットフードを見つけてみてはいかがでしょうか。

専門家がキャットフードを調査している

参考文献・参考サイト

環境省_ペットフード安全法基準規格等 [動物の愛護と適切な管理]

ペットフードで健康になる(著者:坂本徹也)

AAFCO(全米飼料検査官協会)

消費者庁 公正競争規約

厚生労働省 HACCP

FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)

安全・安心なペットフードをお届けするために(一般社団法人ペットフード協会)

独立行政法人 農林水産消費安全技術センター(FAMIC)

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山本 星海Dog salon Star sea オーナー
この記事を書いた人 保有資格:小動物看護士/ペット販売士/トリマーB級/ハンドラーC級/訓練士補/二級愛玩動物飼育管理士/第一種動物取扱業登録/動物取扱責任者 JKC公認トリマー養成機関で2年犬や猫に関する様々な知識や技術を学び、多数の資格をとる。トリミングサロンStar seaを経営。