アレルギーに悩んでいる犬でも食べやすいように100%穀物フリー&グルテンフリーである他に、100%天然成分で作られている「アディクション」。
実際、アレルギーのある犬と暮らしている飼い主さんからの人気も高いと言われているアディクションですが、この商品には一体どんなものがどんな風に使われているのか気になりませんか?
そこで今回はアディクションの「ドッグ ル ラム」を参考にして、使われている原材料や成分、商品に対する口コミを徹底調査していきます。
Dog salon Star seaの専属ライターです!10歳になるチワックスと仲良く暮らしています。取得した知識を活かしワンちゃんに関する記事を執筆していきます!
保有資格:犬の管理栄養士、犬の管理栄養士アドバンス、犬の管理栄養士マスター
項目 | 詳細 |
商品ランク | Dランク ※調査した全商品145種類のランク分け結果はこちら |
安全性 | (3.5 / 5.0) |
原材料 | (3.5 / 5.0) |
食いつき | (3.5 / 5.0) |
コスト | (3 / 5.0) |
目的 | 総合栄養 |
価格 | 500g:1,630円 900g:2,800円 1.8kg:5,060円 4.8kg:13,400円 9kg:25,000円 15kg:37,200円 |
内容量 | 500g/900g/1.8kg/4.8kg/9kg/15kg |
タイプ | ドライフード |
対応年齢・犬種 | 全年齢・全犬種対応(大型犬の子犬を除く) |
販売会社 | Y.K.enterprise株式会社 |
原産国 | ニュージーランド |
公式サイト | http://www.ykenterprise.co.jp/index.html |
Dog salon Star seaではアディクションドッグフードをBランクと評価しました。
動物性たんぱく源は1種類のみにし、穀物やグルテン・人工添加物・副産物といったものは使わずアレルギーに配慮しているドッグフードです。
犬の体への負担を抑え、悪影響を及ぼすようなものは使わないように気を使って作られていることが分かりますが、自社工場についての情報が少ないため、安全性にこだわる飼い主さんは少し不安を感じるかもしれません。
また、値段が高く買い続けるのが難しいという場合は、たまに与える気分転換用のフードとして試してみることをおすすめします。
アディクションドッグフードの口コミ・評判について
アディクションの良い口コミ、悪い口コミをそれぞれ紹介していきます。
アディクションドッグフードの良い口コミ
犬の食いつきも良く、皮膚の状態も良いと思います。
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ご飯によって体調不良になったりしていたデリケートなうちの愛犬もこちらにしてから調子がいいです。
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二匹のヨークシャーテリアがどちらも良く食べてくれます。離乳の頃から一才過ぎましたが一度も胃腸を崩していません。
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アディクションドッグフードの悪い口コミ
うちの犬に与えましたが、非常に便通が悪いです。なるべく無添加の商品を探してきめたのですが残念です。
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良いフードなんだと思いますが、残念ながらウチのトイプードルは食いつき悪かったです。
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アディクション ドッグ ル ラムの口コミ・評判まとめ
「ル ラム」についての口コミで多く見かけたのは「アレルギーがあったり胃腸がデリケートな犬でも体調を崩さずに食べられて安心」といったものでした。
アディクションは穀物やグルテンを使わず、動物性たんぱく源も1種類のみにしているためアレルギーがある犬や胃腸が敏感な犬でも食べやすくなっているようです。
また「食いつき」に関してもよく食べてくれるという感想の方が多いですが、食いつきの良さは犬の好みによって大きく変わるため、犬によってはあまり食べてくれないといった感想もあります。
そのため、まだラム肉を食べさせたことがないのであれば、まずはラム肉のおやつを与えてみるかアディクションのドッグフードをお試しサイズで取り寄せられる通販サイトを利用して、試しに食べさせてみると良いでしょう。
アディクションドッグフードを徹底調査!
今回はアディクションの「ル・ラム」を購入したので、パッケージや中身をレビューしていきます。
アディクションドッグフードのパッケージ
ル・ラムは草原にいる羊たちが描かれた緑色がメインのパッケージとなっています。
種類によってデザインと色味が異なるため、種類を間違えて購入してしまうこともないでしょう。
アディクションドッグフードの中身
アディクションのパッケージを開封したところ、袋口が少し小さく、取りにくそうだなと感じました。
ただ、保存用のジッパーがついているのは嬉しいですね。
アディクションドッグフードの粒の大きさと硬さ
粒の大きさを測定すると直径11.3ミリ、厚さは3.8mmとなっています。超小型犬だと少し大きく感じるかもしれませんが、食べることはできるでしょう。
粒の硬さを専門の機械で測定すると、一般的なドッグフードよりもやや硬めであることがわかりました。
歯の弱い老犬に与える場合は、フードをぬるめ湯でふやかしてから与えることをおすすめします。
アディクションドッグフードを人間の私が食べてみた感想
アディクションの味や匂いを確認するために、人間の私が実際に食べた感想をお伝えしていきます。
味 | 薄味だが噛むと魚っぽい味がする |
匂い | 海外産特有の強い匂い |
硬さ | ねっとりとした硬さ |
食感 | カリカリ |
アディクションのル・ラムの主原料はラム肉となっていますが、実際に食べたところ魚の味のほうが強かったです。
匂いは海外のドッグフード特有の強めで、人間の私の鼻ではツンっとする匂いでした。
また、粒は機械で測定したとおり、硬かったのですが、ガリガリした硬さではなく、ねっとりした硬さでした。
全年齢対応のドッグフードとなっていますが、子犬や老犬に与える場合には注意したほうが良さそうです。
アディクションドッグフードのメリット・デメリット
- フードの種類がいくつかあるためローテーションができる
- 穀物・とうもろこし・小麦・大豆・グルテンが含まれていない
- ペット製品に関する厳しい法律があるニュージーランドで作られているため安心感がある
- 商品価格が高め
「ル ラム」が含まれるアディクションのシリーズには以下のような種類があります。
- ワイルドカンガルー&アップル
- ビバ ラ ベニソン
- サーモンブルー
今回紹介している「ル ラム」を含めると4種類の商品が用意されているので、ローテーションをすることが可能です。
商品の種類によっては、鹿肉であるベニソンや高たんぱく低脂肪・低カロリーなカンガルーといった、珍しい肉が使われているものもあるため、食べさせてみたい飼い主さんはぜひチェックしてみてください。
鹿肉やカンガルー肉は、犬がまだ食べたことのないタンパク質を意味する「新奇タンパク質」である可能性も考えられるため、牛肉や鶏肉といった食べ慣れているタンパク質と比べてアレルギー反応が出にくいと言われている食材です。
また、上でも書いたようにアディクションのドッグフードにはとうもろこしや小麦・大豆・グルテンといったアレルギーになりやすい食材は一切使われていません。
動物性たんぱく源も1種類のみとなっているので、例えアレルギー症状が現れてもアレルゲンとなる食材の特定や対策がしやすいといったメリットがあります。
他にも、原産国であるニュージーランドではペット製品に関する法律があるだけではなく、農産物に関する規制が世界でもトップクラスに厳しいと言われているため、ドッグフードのクオリティには期待ができるのではないでしょうか。
ただ、一つデメリットを挙げるとすれば商品価格が高く、愛犬が気に入ってくれても継続するのが難しいと感じる可能性があるといった点です。
大型犬や多頭飼いをしている場合は消費量が多くなる分出費もかさんでしまうため、大型犬を飼われている、もしくは多頭飼いをしている家庭やコスパを重視している飼い主さんには不向きな商品かもしれません。
アディクションドッグフードの原材料・成分・安全性を徹底分析!
犬の管理栄養士の資格を持つ私がアディクションの「ル・ラム」の原材料や成分、安全性をチェックしました!
アディクション ル・ラムの原材料について
- 原材料名
- ラム生肉、ドライラム肉、オーシャンフィッシュミール、グリーンピース、タピオカ、ポテト、イエローピース、鶏脂肪、フラックスシード、醸造用酵母、天然フレーバー、ビネガー、シーソルト、フィッシュオイル、ドライクランベリー、ドライブルーベリー、ターメリック、カモミール、ペパーミント、塩化カリウム、硫酸マグネシウム、塩化コリン、タウリン、DL-メチオニン、炭酸カルシウム、亜鉛アミノ酸複合体、鉄アミノ酸複合体、ビタミンE、ナイアシン、銅アミノ酸複合体、d-パントテン酸カルシウム、マンガンアミノ酸複合体、亜セレン酸ナトリウム、リボフラビン、硝酸チアミン、ビタミンB12、ビタミンA、塩酸ピリドキシン、硫酸コバルト、ヨウ素酸カルシウム、葉酸、ビタミンD3、ローズマリーエキス、緑茶エキス、スペアミントエキス、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
ル・ラムのラム肉は、放牧飼育された柔らかさと高い栄養価がある子羊の肉を使用しています。
消化吸収にも配慮した作りになっているため、胃腸がデリケートな犬でも比較的食べやすいフードではないでしょうか。
栄養バランスは、日本のペットフード公正取引協議会でも基準として取り入れているAAFCOの栄養基準をクリアし、犬の主食である「総合栄養食」であることが証明されているので安心して与えることができます。
また、原料として使われている「醸造用酵母」ですが、醸造用酵母には胃腸の働きを手助けしたり腸内環境を改善してくれる働きがあるため、犬の体に悪い影響はありません。
この他にも醸造用酵母は、栄養バランスを整えるために配合されている材料でもあるので、犬の健康維持をサポートするためには必要なものと言えるでしょう。
アディクション ル・ラムの成分について
たんぱく質 | 22%以上 |
脂質 | 12%以上 |
粗繊維 | 3%以下 |
灰分 | 12% 以下 |
水分 | 10%以下 |
カロリー | 326kcal/100g |
ル・ラムはAAFCO(米国飼料検査官協会)の定める栄養基準を満たしたドッグフードなので、このフードと水さえあれば愛犬に必要な栄養を摂ることができます。
たんぱく質は控えめですが、脂質は平均的、カロリーは低めのフードです。
運動量の多い犬にとっては物足りない栄養バランスかもしれませんが、室内で過ごすことの多い犬は適しているでしょう。
アディクションドッグフードの安全性について
- 肉にステロイドや人工ホルモン剤は使用されていない
- 副産物や人工着色料・香料・保存料・GMOは不使用
- フードは自社工場で作られている
- アディクションは獣医師や栄養学者によって作られた会社
ル ラムの主原料であるラム肉は、自然豊かな土地でのびのびと成長した子羊の肉を使用しているため、成長段階でステロイドや人工ホルモン剤といったものは一切使われていません。
他にも、内臓などが含まれる副産物や人工着色料・香料・保存料、そして遺伝子組み換え作物であるGMOも使わずにフードが作られているため、できるだけ安心できるフードを与えたいと考えている飼い主さんにぴったりです。
フードは委託せずに自社工場で作られているため、品質や製造の管理がしやすく、問題があってもすぐに見つけることができるというのも安全性に配慮していることが分かるポイントでしょう。
また、アディクション社はペットの病気やアレルギーといったものを少しでも良くしたいと考える獣医師や栄養学者たちが集まって作られた会社なので、食材の選び方や栄養バランスに関しては安心感があるのではないでしょうか。
アディクションドッグフードの最安値は?公式、Amazon、楽天の価格比較
通販サイト | 公式 | Amazon | 楽天市場 |
価格(税込) | 500g:1,793円 900g:3,080円 1.8kg:5,566円 4.8kg:14,740円 9kg:27,500円 15kg:40,920円 | 500g:1,793円 900g:3,080円 1.8kg:4,450円 4.8kg:11,117円 9kg:24,884円 15kg:30,700円 | 500g:1,793円 900g:3,080円 1.8kg:4,453円 4.8kg:13,607円 9kg:16,500円 15kg:33,572円 |
送料(税込) | ― | 出品者により異なる | 店舗により異なる |
公式サイトにはオンラインショップがなかったため、商品の販売価格のみを掲載しています。
900gまでならどちらのサイトでも同じ価格で販売されているので、送料を比較しながら決めると良いでしょう。
基本的に1.8kg以上の商品を購入する場合はAmazonの方が安い場合が多く、3,000円近く差がある商品もあります。
9kgに関しては楽天市場の方がお買い得ですが、楽天市場で商品を販売をしている店舗の中には賞味期限が近い、もしくは既に期限が切れているものを安く販売している所もあるようです。
そのため、短期間で食べきれる自信がなかったり期限切れを与えるのは嫌だという飼い主さんは、商品タイトルや商品説明をよく読んで確認するようにしてください。
アディクションドッグフードのQ&A
- アディクションドッグフードにお試しはあるの?
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公式サイトでの取り扱いはありませんが、通販サイトによっては少量サイズの商品を取り寄せることができます。
- ドライフードに含まれている「フィッシュミール」にはどんな魚を使っているの?
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ニュージーランド近海で獲れるキンメダイ・タイ・マルスズキ・ブルーコッド・タラキヒなどの魚を使用しています。
- 鶏アレルギーがある犬に鶏脂肪が含まれるアディクション ル・ラムは与えない方がいい?
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鶏たんぱく質が除去された鶏脂肪を使用しているため、鶏アレルギーのリスクはありません。
- アディクションドッグフードはフードをローテーションはした方が良い?
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愛犬が食べてくれるのであればローテーションするのがおすすめです。
アディクションドッグフードのまとめ
アディクションのドッグフードは価格が高いということもあり、コスパを重視していたり一度の食事でたくさんのフードを消費する家だと継続するのが難しく感じるかもしれません。
しかし、副産物や人工添加物は不使用、ラム肉もステロイドや人工ホルモン剤を使っていないことを記載し、アレルギーに配慮したレシピ作りになっているため、犬の体のことをよく考えて作られていることが伝わってくるでしょう。
また、フードを製造しているニュージーランドにはペットに関する規制や法律もあるので、製造国を見るだけでもある程度安全性に期待が持てるドッグフードです。
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