猫に梨は与えてもOK?注意やポイントとは

梨

シャリシャリとしてみずみずしい食感が特徴の梨。
食欲がない時でも食べやすく万能な果物ですよね♪

では、もし愛猫が梨を欲しかった時は与えてもいいのでしょうか?
旬であれば栄養も豊富ですし、食べてもらいたい方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで今回は猫ちゃんに梨を与えても良いか、また注意したい事や与え方のポイントなどをまとめてみました!

猫に梨は与えてもOK

結論からお伝えすると【猫ちゃんに梨は与えてもOK】です。

ですが本来肉食である猫ちゃん達、梨を無理にあげる必要はありません。
またメインの食事としてあげるには不足している栄養素があるのでNG。

あくまでトッピングやおやつとしてあげるようにしてくださいね♪
含まれている水分が多いのでお水をあまり積極的に飲まない猫ちゃんには特におすすめの食材です。

梨の栄養成分

水分

梨の9割は水分です。喉越しがいい食感はこの豊富に含まれる水分量のため!前述した通り水分の補給食材として万能です。

アスパラギン酸

疲労回復に効果のある栄養素です。

カリウム

体内の水分バランスを整え血圧を下げてくれる効果があります。
ただし過剰摂取は要注意!腎臓や心臓に持病がある猫ちゃんは事前に獣医師に相談しましょう。

梨を与えるメリット

水分補給

猫ちゃん達は元々尿を濃縮して出す習性があり、あまり水分を取らずとも生活できてしまうためあまり積極的にお水を飲みたがらない子もいます。

ですが水分が不足してしまうと膀胱内のPH値が安定せず、膀胱炎や膀胱結石になりやすい体質になってしまう上に、腎臓など体の各臓器にも負担がかかってしまいます。

水分というと飲み水を連想します食事から水分を取ることも可能。
梨は水分を多く含む食材ですから少量でも猫ちゃんの体には大切な水分補給となります。

栄養補給

旬の梨は栄養価も高く、香りも甘味も芳醇。
トッピング程度でも猫ちゃんの体に嬉しい効果が期待できるかもしれませんね。

また梨の味を好んでくれるようであればペースト状にしてドライフードに和えてあげると食欲アップにつながるかも?

ただし、本来必要な栄養素はドライフードだけでしっかり補う事ができていますので与えすぎはNGです。

梨を与えるデメリット

下痢や嘔吐を誘発

水分が多いという点はメリットでもありますが与え方によってはデメリットになることもあります。お腹が冷えてしまったり消化がうまくいかず下痢や嘔吐を誘発してしまう事もあります。一度与えた後はお腹の調子を崩さないかよく様子をみてあげてくださいね。

もし体調を崩すことがあった時は与えるのはやめ動物病院を受診しましょう。

アレルギー

ごくまれですが梨にアレルギーを起こしてしまう事もあります。

まずはティースプーン半分ほどから始め少しずつ量を増やし、アレルギーを起こさないか確認してみましょう。

アレルギーがあった場合には嘔吐や下痢、皮膚の痒みなど様々な症状が見られます。

肥満

糖度が高い梨は食べ過ぎると肥満に繋がります。

普段食べている食事にプラスする場合にはフード量を少し減らしてあげるなどカロリーを調節してあげてくださいね。

与えるときに注意したいポイント

梨の実には中毒を起こす成分は含まれていませんが種の部分には危険な成分が含まれていますので誤って口にしないよう注意してあげる必要があります。

また皮の部分も消化が悪く、農薬が付着している可能性もあるため避けましょう。

与えるときは小さく刻む、ミキサーでペースト状にするなどして猫ちゃんが喉に詰まらせることがないよう配慮してあげてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

もちろん好き嫌いがありますので嫌がる猫ちゃんに無理に与える必要はありません。

また好んで食べてくれる場合でも一日に与えていい量は小さじ1杯程度、できれば毎日ではなく数日おきに使用するといいかと思います。

食べが悪くなってきた時のトッピングとしてうまく活用してみましょう!

専門家がキャットフードを調査している

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山本 星海Dog salon Star sea オーナー
この記事を書いた人 保有資格:小動物看護士/ペット販売士/トリマーB級/ハンドラーC級/訓練士補/二級愛玩動物飼育管理士/第一種動物取扱業登録/動物取扱責任者 JKC公認トリマー養成機関で2年犬や猫に関する様々な知識や技術を学び、多数の資格をとる。トリミングサロンStar seaを経営。